最近の研究成果受賞者一覧 最近の活動

最近の研究成果

2回らせんの右巻き・左巻きの選択機構の解明とその制御に成功
左右変換可能なキラル材料、 医薬品の開発へ

2013年5月

大阪大学産業科学研究所の宮田幹二招へい教授、 同大学院工学研究科の藤内謙光准教授・久木一朗助教らの研究グループは共同で、キラルなアミンとアキラルなカルボン酸から成る数多くの有機塩結晶の単結晶X線構造解析を通して、結晶中の水素結合2回らせんの右巻きと左巻きの選択機構を解明し、その制御に成功しました。このようならせんの左右の制御は医薬品の開発だけでなく、円偏光を利用した3Dディスプレイなどの光学デバイスへの応用が期待されます。

本研究成果は2013年4月30日(ロンドン時間)に英国Nature Publishing GroupのNature Communicationsのオンライン速報版で公開されました。

(a)超分子傾斜キラリティー法と(b)アキラル成分によるらせんの左右の制御
(a)超分子傾斜キラリティー法と
(b)アキラル成分によるらせんの左右の制御

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折り紙エレクトロニクス
-ナノペーパーとナノワイヤを用いて軽量ウエアラブルコンピュータに光-

2013年5月

大阪大学産業科学研究所 能木雅也准教授らの研究グループは、折り畳んでも電気を流し続ける「導電性折り紙」を開発しました。この折り紙は、セルロースナノペーパーと銀ナノワイヤからできており、複雑に折り畳んでも導電性が失われません。そこで、導電性折り紙を折り畳んだ「折り鶴」を導線として使用すれば、LEDライトを点灯することができます(左図)。この材料は “折り紙エレクトロニクス”という新しい概念を切り拓き、ウェアラブルなコンピュータやメディカルセンサーなどを実現するでしょう。その端緒として、私達は折り畳み可能な高感度ペーパーアンテナの開発に世界で初めて成功しました(右図)。

この研究成果は、英国国立化学協会(RSC:Royal Society of Chemistry)の発行する学術雑誌Nanoscaleへの掲載が決定されています。そして、特筆すべき研究成果の一つに選ばれ、5月1日に英国国立化学協会からweekly RSC Publishing press packとして世界中の科学ジャーナリストへ配信されました。

導電性折り鶴によるLEDライトの点灯
左:導電性折り鶴によるLEDライトの点灯

折り畳んでも高いアンテナ特性を保持するペーパーアンテナ
右:折り畳んでも高いアンテナ特性を保持するペーパーアンテナ

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大阪大学発バイオベンチャー企業:クオンタムバイオシステムズ株式会社設立
-世界に挑戦する国内唯一の1分子DNA・RNAシークエンサー開発企業-


2013年5月

DNAの塩基配列を解読するDNAシークエンサーは、生命科学や医科学など最先端の基礎科学研究には必須の装置であり、その急速な技術発展は、同分野に革命的なインパクトを与え続けています。一方で、今後、遺伝子に基づくがん診断や創薬などの臨床応用を実現するためには、さらに安価で、高速で、精度良く遺伝子を解読する技術が必要で、全世界の著名大学、大企業および約40社のベンチャー企業が、新しい原理に基づくDNAシークエンサーの熾烈な研究開発を展開しています。このような技術革新と用途拡大によりDNAシークエンサーの市場は、年率約20%で拡大している急成長市場であり、また、次世代のシークエンサーデバイスは、半導体応用技術製造されるため、最先端の半導体技術を用いた新たな市場の創出としても非常に注目されています。

大阪大学では、川合特任教授率いる最先端研究開発支援プロジェクト(FIRSTプロジェクト)において、第4世代DNA・RNAシークエンサーの開発が行われてきました。開発するシークエンサーは、これまでのシークエンサーとは異なる革新的な動作原理を持っており、究極の原理に基づくシークエンサーと期待されておりましたが、昨年、プロジェクトチームは、同原理の実証に成功し、実用化への道を切開きました。この研究成果は、世界のDNAシークエンサーを開発する研究者・技術者から注目されています。FIRSTプロジェクトでは、同研究成果の早期社会還元を実現するために、大阪大学新産業創出協働ユニットの第一号支援を得て、大阪大学発バイオベンチャー企業:クオンタムバイオシステムズ(Quantum Biosystems)株式会社を設立いたしました。

クオンタムバイオシステムズ社は、ベンチャーキャピタル、事業会社から資金調達を順調に進めており、国内では唯一、第4世代DNA・RNAシークエンサーの実用化を目指します。経営陣は、代表取締役兼最高経営責任者に本蔵俊彦、取締役兼最高技術責任者に本学教授谷口正輝であり、本学川合知二特任教授は、最高科学顧問に就任します。本内容は、日本経済新聞5月1日朝刊で紹介されました。

世界に挑戦する国内唯一の1分子DNA・RNAシークエンサー
【図1】 世界に挑戦する国内唯一の1分子DNA・RNAシークエンサー

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「大きさで決まる消えないメモリ動作」の謎を解明
超低消費電力不揮発性メモリへ期待!

2013年4月

大阪大学産業科学研究所の柳田剛准教授・長島一樹特任助教らは、次世代高密度不揮発性メモリとして最も有望視されている電気抵抗変化現象(ReRAM、メモリスタ)において長年の謎であった電界極性依存性が素子の大きさにより決定されている原理を初めて見出しました。この指導原理は、自己組織化的に形成される10ナノメータ程度のナノワイヤを用いたメモリ素子と微細加工技術により構築された素子をシステム融合することにより初めて明らかにされました。

本研究成果により、現在世界中で激しい研究開発競争が行われているReRAM・メモリスタ素子においてより信頼性の高いデバイス設計が可能となり、更に極微な超低消費電力型の集積不揮発性メモリ素子や新しい論理演算素子(メモリスタ)を活用した省エネ科学技術・グリーンナノテクノロジーへの波及効果が期待されます。

研究成果は、2013年4月15日(英国時間、日本時間:4月15日)にネイチャー・パブリッシング・グループ(NPG)「Scientific Reports」のオンライン速報版で公開されました。

本研究は、最先端・次世代研究開発支援プログラムにより、助成を受けたものです。

大きさで決まる消えないメモリ動作の仕組み
【図1】 大きさで決まる消えないメモリ動作の仕組み

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世界初!有機半導体における電気伝導の圧力に対する全く新しい応答を発見!

2013年2月

大阪大学産業科学研究所 酒井謙一研究員、竹谷純一教授および高輝度光科学研究センター 藤原明比古主席研究員の共同研究グループは、有機トランジスタの電気伝導特性における、巨大かつ符号が反転する異常な圧力効果を発見し、そのメカニズムの解明に成功しました。高圧下で動作する有機トランジスタ構造を開発し、精密な物性測定と大型放射光施設SPring-8の高輝度X線を活用した構造解析を組み合わせることにより、圧力印加による分子回転が電気伝導に及ぼす、有機半導体ならではの新しい物性を明確にとらえることが可能になりました。

この成果を活用することにより、有機トランジスタの出力を圧力により変調することができ、高感度かつ広い圧力範囲で動作する圧力センサーなどへの応用が可能となります。

なお、本成果に関する報告はPhysical Review Letters誌にて2月28日(米国東海岸時間)にオンライン上で掲載され、3月1日に印刷出版される予定です。

圧力とともにDNTT分子の配列が変化する様子
【図1】 圧力とともにDNTT分子の配列が変化する様子

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世界最高性能!
印刷可能な有機TFT液晶ディスプレイの高解像度化に成功
-高速・大画面の高性能フレキシブルディスプレイの早期実現へ-

2013年1月

NEDOのナノテク先端部材・部材実用化研究開発プロジェクトにおいて「革新的な高性能有機トランジスタを用いた薄膜ディスプレイ用マトリックスの開発」を受託した大阪大学 竹谷純一教授らのグループは、高速化と高解像度化(画素サイズ0.5mmx0.5mm、面積比でこれまでの1/9)を両立した有機TFTアクティブマトリックスを用いた液晶ディスプレイを開発しました【図1】。

このディスプレイは、有機半導体を溶液で塗布すると同時に結晶化させる簡便なプロセスと有機半導体にダメージを与えない微細加工プロセスにより、従来の性能をはるかに超える高移動度の有機TFTを微細加工でき、液晶ディスプレイを高速化かつ大面積化できます。

この成果を活用することにより、ロールスクリーンテレビや電子ペーパーなどに利用できる低コストで薄型かつ高性能なフレキシブルディスプレイの開発促進が期待されます。

なお、2013年1月30日~2月1日に開催されるnano tech 2013(東京ビッグサイト)で、このディスプレイを展示します。

新規に開発した有機TFT液晶ディスプレイ
図1.新規に開発した有機TFT液晶ディスプレイ

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有機半導体の高性能化をもたらす塗布技術の開発に成功
〜スーパーインクジェットを用いて、高配向単結晶有機薄膜の形成が可能。フレキシブルデバイスの高性能化に向けて、大きく前進〜

2013年1月

独立行政法人産業技術総合研究所(産総研)の技術移転ベンチャーの株式会社SIJテクノロジと、国立大学法人大阪大学産業科学研究所の竹谷純一教授および岡本敏宏准教授は、有機トランジスタの性能を大きく左右し、有機半導体薄膜の結晶性を向上させる、超微細インクジェット(スーパーインクジェット:SIJ)を使った高性能有機半導体薄膜の塗布技術の開発に成功しました。今後、更なる材料の探索と塗布条件の最適化を図り、大面積の有機半導体アレイなどへ応用していく予定です。

なお、1月30日~2月1日東京ビッグサイトで行われる「nano tech2013」および「Printable Electronics 2013」に出展します。

SIJで描画した有機半導体結晶薄膜(幅約10μm) 描画に伴い、一方向に乾燥固化するために、方位のそろった単結晶的な高品位な結晶が成長する。
図1.
SIJで描画した有機半導体結晶薄膜(幅約10μm) 描画に伴い、一方向に乾燥固化するために、方位のそろった単結晶的な高品位な結晶が成長する。

図2.市販型研究開発用スーパーインクジェット装置(サブフェムトインクジェット加工装置)
図2.
市販型研究開発用スーパーインクジェット装置
(サブフェムトインクジェット加工装置)

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アナプラズマ症原因細菌によるオートファジー誘導の仕組みを解明 —新規治療法開発への応用に期待!—

2013年1月

産業科学研究所感染制御学研究分野の西野美都子特任助教、長浜バイオ大学アニマルバイオサイエンス学科の山本章嗣教授、米国オハイオ州立大学獣医学部の力久泰子教授らの国際共同研究グループは、ヒト顆粒球アナプラズマ症原因菌が宿主細胞のオートファジーを誘導する機構とその意義について明らかにしました。

ヒト顆粒球アナプラズマ症はマダニによって媒介される人獣共通の感染症で、新興感染症として対応が急がれています。その病原菌のAnaplasma phagocytophilumは、顆粒球内に侵入して増殖します。この病原菌は顆粒球の食胞に取り込まれるとtype IV分泌装置を用いて、Ats-1エフェクタータンパク質を宿主細胞質に分泌します。本研究では、Ats-1がオートファジー必須タンパク質のべクリン1と結合して、オートファジーを誘導することを明らかにしました。本細菌は、宿主のオートファジー経路を乗っ取り、食胞内への栄養供給に用いていると考えられます。本成果は、オートファジーをターゲットにした病原菌の巧妙な増殖戦略の一端を明らかにしたもので、今後、新しい感染症治療法開発への応用が期待されます。

本共同研究成果は、米国科学雑誌「米国科学アカデミー紀要(PNAS)」(2012年12月18日付)に掲載されました。

図1. 細菌エフェクタータンパク質Ats-1の局在(緑)
図1. 細菌エフェクタータンパク質Ats-1の局在(緑)

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動き回る小動物体内の組織や生理機能を高感度に検出可能な超高輝度発光タンパク質の開発に成功 --超早期癌の診断法確立に期待!--

2012年12月

大阪大学産業科学研究所生体分子機能科学研究分野の永井健治教授、国立遺伝学研究所の堀川一樹准教授、北海道大学大学院医学研究科の初谷紀幸特任助教、京都大学大学院薬学研究科の樋口ゆり子特定助教らの共同研究グループは、化学発光タンパク質と蛍光タンパク質をハイブリッド化することで、従来よりも10倍以上明るく光る超高輝度化学発光タンパク質Nano-lantern(ナノ‐ランタン)を開発しました。ナノ‐ランタンでマーキングすることにより自由行動下におけるマウス体内の癌組織を実時間検出することに世界で初めて成功しました。(補足)また、ナノ‐ランタンを改変してCa2+やcAMP、ATPを検出できる発光プローブの開発にも成功しました。これらの発光プローブは励起光を必要としないため、蛍光タンパク質ではできなかった観察による新たな発見が期待されます。また、光で細胞の活動やタンパク質の機能を制御する「光遺伝学的技術」と組み合わせることが容易です。例えば、神経活動の操作と計測を同時に行うことができるため、複雑で実験が困難であった高次神経活動(行動,思考,記憶)のメカニズムに迫る事が可能となります。

研究成果は2012年12月11日(英国時間2012年12月11日午後4:00、日本時間12月12日午前1:00)にネイチャー・パブリッシンググループ(NPG)「Nature Communications」のオンライン速報版で公開されました。本研究はJST戦略的創造研究推進事業・個人型研究(さきがけ)「光の利用と物質材料・生命機能」研究領域における研究課題「ナノサイズ高輝度バイオ光源の開発と生命機能計測への応用」などの助成によりなされたものです。

(補足)ナノ‐ランタンを発現する腺癌の細胞をICRマウスの体内に移植して撮影

図1.Nano-lantern(Ca2+)模式図
図1.Nano-lantern(Ca2+)模式図

図2.ChR2と共用して得た青色光依存的なCa2+の増加を示す神経様細胞
図2.ChR2と共用して得た青色光依存的なCa2+の増加を示す神経様細胞

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新種のトポロジカル物質を発見-次世代の省エネデバイス開発に向けて大きな進展-

2012年10月

東北大学大学院理学研究科の佐藤宇史准教授、大阪大学産業科学研究所の安藤陽一教授、および東北大学原子分子材料科学高等研究機構の高橋隆教授の研究グループは、40 年以上前から研究されているスズテルル(SnTe)半導体が、全く新しいタイプのトポロジカル物質であることを明らかにしました。この成果は、次世代省エネルギー電子機器を支えるスピントロ二クス注1)材料技術とその産業化に大きく貢献することが期待されます。

本成果は、平成24 年9 月30 日(英国時間)に英国科学雑誌「Nature Physics」オンライン版で公開され、日経産業新聞(10月2日)に掲載されました。

図1.ディラック錐の概念図
図1.
ディラック錐の概念図

図2.SnTe の結晶構造(NaCl 型)。緑枠は鏡映面の一つ。
図2.
SnTe の結晶構造(NaCl 型)。緑枠は鏡映面の一つ。

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哺乳類初期胚の膜ダイナミクス: 胚への栄養供給・分化シグナルを制御するミクロオートファジーの機能解明

2012年9月

生体機能分子科学研究分野の和田 洋准教授、大学院医学系研究科の原田彰宏教授、同志社女子大学薬学部の川村暢幸助教、和田戈虹教授、秋田大学大学院医学系研究科の高須賀俊輔助教、佐々木雄彦教授らの研究グループは、マウスの初期発生胚で、ミクロオートファジーとよばれるユニークな膜ダイナミクスが起きていること、ミクロオートファジーにはrab7※1タンパク質の機能が必要であることを明らかにしました。rab7の機能を喪失したマウス胚は、胚組織の形成が正常に進行しないため受精後6日目以降の形態形成が停止します。一連の研究により、胚が物質・栄養を獲得して、増殖と分化が協調して進行する際、ミクロオートファジーを積極的に利用していることを明らかにし、母体内で受精から形態形成が起きる哺乳動物での母子間相互作用に新たな視点をもたらしました。

本研究成果は英国の科学雑誌「Nature Communications」で9月18日(英国ロンドン時間)公開されます。

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薬剤耐性菌に有効な新規抗生物質シグナマイシンBの開発

2012年7月

近畿大学農学部 内海龍太郎教授、公益財団法人 微生物化学研究会 五十嵐雅之主席研究員、および大阪大学産業科学研究所の岡島俊英准教授らの研究グループは、細菌増殖に必須な情報伝達タンパク質センサーヒスチジンキナーゼを標的とした新規なスクリーニング方法を開発し、新規抗菌物質シグナマイシンBを放線菌の代謝物より単離することに成功致しました。シグナマイシンBはメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)やバンコマイシン耐性腸球菌(VRE)などのグラム陽性薬剤耐性菌にも効力があります。その作用機構は、細菌増殖に関与する情報伝達タンパク質センサーヒスチジンキナーゼを阻害することによって、病原菌の細胞分裂・増殖を阻害することによるものであり、既存の抗生物質とは全く異なります。また、センサーヒスチジンキナーゼはヒトを含む高等動物に見出されないばかりか、生物の共通したエネルギー分子であるATPの結合部位とは異なる領域(二量体化ドメイン)を標的とすることから、本化合物は人体に対して副作用の少ない抗生物質となることが期待されます。今回の成果は、細菌情報分子ヒスチジンキナーゼを標的にした阻害型薬剤は、21世紀の医薬において新しいタイプの抗生物質となる可能性を提示したといえます。

本研究は、農業・食品産業技術総合研究機構、異分野融合研究支援事業「環境調和を考慮した細菌情報伝達阻害型薬剤の開発」(平成18〜22年度、技術コーディネーター: 内海龍太郎)の成果であり、科学技術振興機構、A-STEP研究成果最適展開支援事業(平成22〜23年度)ならびに物質・デバイス領域共同研究拠点(一般公募研究)からの支援も一部受けております。この成果はアメリカ感染治療学会発行の学術雑誌Antimicrobial Agents and Chemotherapy、7月号に掲載されるとともに(電子版公開、平成24年4月23日)、関連する記事「院内感染起こすMRSAに効く抗菌物質」が日本経済新聞(7月18日夕刊、都市版14面、地方版1面)にも掲載されました。


図1. シグナマイシンBの阻害機構。シグナマイシンBは細菌増殖に必須な情報伝達タンパク質センサーヒスチジンキナーゼの二量体化ドメインに結合して、その機能を阻害する。

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DNAとRNAの1分子リシークエンスに成功

2012年7月

最先端研究開発支援プロジェクトの川合知二特任教授とバイオナノテクノロジー研究分野の谷口正輝教授の共同研究グループは、DNAとRNAの1分子リシークエンスに成功しました。

個別化医療の実現に向けて、1日と$1000で、ヒトゲノムを解読する次々世代DNAシークエンサーの開発競争が世界中で激化しています。$1000ゲノムシークエンサーの応用分野は、医療、創薬はもちろんのこと、ウイルス・アレルゲン検査から農業・畜産現場へと広がると期待されています。この革新的な技術は、DNAとRNAを作るそれぞれ4つの塩基分子を、1分子を流れる電流の違いで識別する原理を持ちます。

共同研究グループは、約1ナノメートルの電極間距離を持つナノギャップ電極を用いて、DNAとRNAを作るそれぞれ4つの塩基分子の1分子に流れる電流を計測しました。その結果、電流により、全ての塩基分子を識別できることが分かりました。同じ方法で、3つの塩基分子から作られる短いDNAの電流計測を行ったところ、3つの塩基分子に対応する電流シグナルが得られ、塩基配列を決定することができました。さらに、ガンマーカーとして知られるマイクロRNAの共通塩基配列(7塩基)の電流計測を行い、1塩基分子を流れる電流により、マイクロRNAの塩基配列決定に成功しました。

1分子リシークエンス技術は、光計測から電流計測へ、多分子計測から1分子計測へと、従来のDNAシークエンサー技術に2つのパラダイムシフトをもたらします。この開発した1分子解析技術は、次々世代DNAシークエンス技術の基礎研究を応用化・実用化研究へと展開する最重要な概念実証であり、今後の研究開発を飛躍的に推し進めると期待されます。

研究成果は、2012年7月10日(英国時間、日本時間:7月10日)にネイチャー・パブリッシング・グループ(NPG)「Scientific Reports」のオンライン速報版で公開されました。


DNAとRNAの1分子塩基配列決定の原理図.
塩基分子を流れる電流の違いにより、塩基の種類を決定する。

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活性中の金チタニア触媒をリアルタイム・原子スケール観察

2012年6月

担持された金ナノ粒子が触媒となることは良く知られています。その触媒メカニズムを解明できれば新しい触媒の開発や従来の触媒の改良につながります。そのためには、触媒活性中の金ナノ粒子と担体をリアルタイムで直接観察することが必須と考えれられます。
 大阪大学・産業科学研究所の竹田研究室では、環境制御型・透過電子顕微鏡を利用して、一酸化炭素の低温酸化に高い触媒活性をもつ金チタニア触媒(チタニア(TiO2)に担持された金ナノ粒子)について、その活性中の3次元構造(金ナノ粒子および担体TiO2との界面の形態)を解明することに成功しました。本研究は、首都大学東京(東京都)と産業技術総合研究所関西センター(大阪府池田市)の研究グループとの共同研究です。
 透過電子顕微鏡による観察中には、高エネルギーの電子線が触媒に照射されます。そのために触媒の構造が壊れて変化してしまうことがあります。最も典型的な金ナノ粒子触媒である金チタニア触媒は特に電子線照射に弱く、そのために、金チタニア触媒の構造についてはこれまでに異なるモデルが提案されていました。本研究のポイントは、環境制御型・透過電子顕微鏡による観察中に、電子線強度、電子線量や雰囲気(真空、酸素ガス、および触媒活性が現れる一酸化炭素と空気の混合ガス)を系統的に変化させることで現れるさまざまな構造をStructure Evolution Diagram(図1)としてまとめ、そこから、電子線照射の影響のない活性中の金チタニア触媒の構造を導きだしたことです。結果として、金ナノ粒子は、触媒活性中には、表面エネルギーの低いファセットに囲まれた多面体であり、そして、チタニア担体との界面では<110>方向に沿った直線状の辺をもつ多角形となっていました(図2)。今後、触媒活性のメカニズムが、この構造データをもとにして電子論的にも研究されることになるでしょう。
 触媒化学の分野で環境制御型・透過電子顕微鏡が注目され始めています。電子線照射の影響を出来る限り取り除くことができる本研究における系統的な観察・解析法は、今後、活性中のさまざまな触媒の構造を研究していく上で役立つ手法になると期待されます。

この研究成果は、ドイツ化学会発行のAngewandte Chemie International Editionの オンライン版で2012年6月22日に公開され、「Science」誌のEditors' Choice: Highlights of the recent literature欄で、 "A Glimpse of Gold" として紹介されました。
該当部分のURL:
http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/anie.201201283/abstract
Angewandte Chemie International Edition(2012年6月22日)
http://www.sciencemag.org/content/337/6092/twil.full
Science Editors' Choice

図1 金チタニア触媒の Structure Evolution Diagram。さまざまな雰囲気下において,照射した電子線の強度と線量に応じて変化する触媒の構造をまとめている。図中の緑で表示された適正な観察(照射)条件では、触媒本来の構造が保たれると結論された。この適正観察条件下では、 一酸化炭素と空気の混合ガス(CO/air)中で活性な金チタニア触媒の構造が直接、観察できる。

図2 適正な照射条件下で観察した金チタニア触媒の電子顕微鏡像(左)と、そのモデル図(右)。触媒活性中の金ナノ粒子がファセットに囲まれた多面体形状をしていることや、チタニア担体との界面が<110>方向に沿った辺をもつ多角形になっていることが、観察によって明らかとなった。

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細胞内シグナル伝達の新たな調節メカニズムの解明
(受精卵が分裂する過程で不要な情報を消去する装置がわかった!)
創薬デザインや新規マーカー開発に期待

2012年6月

生体分子機能科学研究分野の和田 洋 准教授らの研究グループは、マウスの初期発生で胚組織のパターンが形成されるには、リソソームとよばれる細胞内小器官での分解が必要であることを明らかにしました。この一連の研究成果は、細胞 細胞間の情報伝達の制御と細胞内分解の関連を組織内であきらかにしたもので、発生や分化のメカニズムに新たな視点をもたらしました。
この研究は、本学大学院生命機能研究科の濱田博司教授、同志社女子大学薬学部の和田戈虹教授、長浜バイオ大学の山本章嗣教授らの協力を得て行いました。
この研究成果は、米国科学雑誌「Developmental Cell」のオンライン速報版で6 月11 日(米国東部標準時)公開されました。

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酸化チタンメソ結晶の合成に成功

2012年5月

光触媒や色素増感型太陽電池の電極材料には、化学的にも安定で、高活性なアナターゼ型二酸化チタン(TiO2)ナノ粒子が幅広く利用されています。一方で、粒子の“無秩序な凝集”によって生じる表面積の低下や界面の不整合が光エネルギーの変換効率を低下させる一因となっていました。
我々は、反応溶液を基板上で焼結させるだけで、ナノメートルサイズのTiO2微粒子が高密度かつ規則的に集積したマイクロメートルサイズの多孔質TiO2メソ結晶を合成することに成功しました。今回開発したメソ結晶は、従来のメソ結晶と比べ大きな比表面積を有しており、また、光触媒活性も同程度の比表面積のナノ粒子系と比べ2倍以上高いことがわかりました。これは、紫外光照射によって生じた電荷がメソ結晶中を高効率に移動できることに起因しています。
 今後、色素増感型太陽電池やリチウムイオン二次電池での利用を目指すほか、環境浄化や水素発生で使う光触媒関連装置への適用も期待されます。
 研究成果はアメリカ化学会発行のJournal of Physical Chemistry Lettersに掲載され(5/10, web)、日刊工業新聞(5/24)、日刊工業新聞オンラインニュース(5/24)でも紹介されました

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DNA1分子のダイナミクス制御に成功

2012年5月

 川合最先端研究開発支援プロジェクトの川合知二特任教授とバイオナノテクノロジー研究分野の谷口正輝教授の共同研究グループは、DNA1分子のダイナミクス制御技術の開発に成功しました。
 安心・安全・健康社会を支える個別化医療を実現するためには、ヒトゲノムを超高速・超低コストで解読する新しいDNAシークエンサーの開発が強く望まれています。現在までに、電気的にDNA1分子の塩基配列を決定する新しい解読法が開発され、1分子DNAシークエンサー開発は応用化・実用化に向けて新しい局面に突入しています。特に、応用化・実用化で要求される高速化・ハイスループット化・高い解読精度を実現するコア技術は、1分子のダイナミクス制御であると考えられています。この新技術の開発を目指し、世界中の大学・企業の激しい開発競争が繰り広げられています。
共同研究グループが開発した1分子ダイナミクスの制御技術は、ナノメートルスケールの幅と高さを持つ流路(ナノ流路)を流れるDNA1分子の速度をゲート電圧で制御する方法です。マイナスに帯電したDNAは、ナノ流路の中を電気泳動により流れます。しかし、電気泳動のみでDNA1分子の流れる速度を制御するのは非常に困難です。そこで、ナノ流路の中にゲート電極を備えたナノデバイスを開発し、ゲート電圧によるDNA1分子の速度変化を調べました。その結果、ゲート電圧により、DNA1分子の速度を約3桁のオーダーで制御できることを明らかにしました。
開発したダイナミクス制御ナノデバイスは、電気的にDNA1分子の塩基配列を決定するナノデバイスとシームレスに1つのデバイス上に集積されるため、新しいDNAシークエンサーの応用化・実用化を飛躍的に推し進めるものと期待されます。
 研究成果は、2012年5月3日(英国時間、日本時間:5月3日)にネイチャー・パブリッシング・グループ(NPG)「Scientific Reports」のオンライン速報版で公開されました。

図1
DNA1分子のダイナミクス制御デバイスの走査電子顕微鏡像と原理図.

図2

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フリースタンディング構造体を用いた電子相メモリ、1/100の省電力駆動化に成功!

2012年4月

 大阪大学産業科学研究所の田中秀和教授、神吉輝夫助教らは、イタリアジェノバ大学Daniel Marré博士、Luca Pellegrino博士らとの共同研究で、機能性酸化物フリースタンディング構造体による強相関電子相メモリの低電力駆動化に成功しました。強相関電子系酸化物は、電流・電圧で、直接電子相の“固体(絶縁体)”“液体(金属)”状態を制御するため超高速・超低消費電力スイッチング・メモリ素子の有力な材料として精力的に研究されています。本研究では、室温で巨大On/Off比効果が期待できる二酸化バナジウム(VO2)を用いて、フリースタンディング構造体を作製し、従来のVO2薄膜素子に比べて1/100の電力で書き込みができる多値メモリ効果を実証しました。
本研究成果は、平成24年4月23日にWiley出版社の科学雑誌「Advanced Materials」のオンライン版で公開されました。

図1

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半導体-金属界面で巨大なラシュバ効果を発見
-次世代の省エネルギーデバイス開発に向けて大きな進展-

2012年4月

 大阪大学産業科学研究所の小口多美夫教授と東北大学大学院理学研究科の高山あかり大学院生と東北大学原子分子材料科学高等研究機構の高橋隆教授らの研究グループは、次世代のスピントロニクスデバイスの動作メカニズムとして注目されている「ラシュバ効果」が、半導体と金属の界面(接合面)で起きていることを突き止めました。観測は、世界最高の分解能を持つ超高分解能スピン分解光電子分光装置を用い、ビスマス薄膜の電子スピン状態を詳しく調べることで行われました。今回の発見は、半導体電子デバイスと同様に、物質の接合面を利用した次世代のスピントロニクスデバイスの開発に大きく道を開くものです。
本研究成果は、4月11日付けの米国化学会誌 Nano Lettersに掲載されました。

図1
図1 ラシュバ公開の模式図

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「透明な紙」がさらに進化

2012年3月

 産業科学研究所 能木雅也准教授らは、幅15nmのセルロースナノファイバーを使って「透明な紙」を製造する技術を改良し、透明性などの特性を大幅に向上しました。 これまでの紙は、マイクロサイズの太いセルロース繊維を使っているため、繊維同士の隙間で光の乱反射が生じて「白く」見えました。一方、幅15nmという非常に微細な繊維を使って繊維同士の隙間を小さくすると、乱反射がなくなって紙は透明になります。この原理は、能木雅也准教授らが2009年Advanced Materialsに発表していましたが、成膜後に表面平滑化など煩雑なプロセスが必要であり、実用化に大きなハードルがありました。 今回の成果では、成膜プロセスの改良を行って、成膜しただけで透明な紙が簡単にできるようになりました(図1)。製造プロセスを大幅に簡略化したにも関わらず、透明性は10倍以上向上しました(ヘイズ値3%以下)。さらに、もう一つの特徴である低熱膨張性も向上し、5ppm/Kとガラス並みの値を示します。 この研究結果は、折り畳み可能な電子ペーパーや太陽電池など次世代電子デバイスにおいて重要な材料となります。さらに、本材料は樹木というカーボンニュートラルな材料だけを使用しているため、低環境負荷な社会の実現への貢献が期待されます。 本研究成果は、Printable Electronics 2012(2012年2月15-17日、東京ビックサイト)発表しました。また、産経新聞(2月7日 朝刊1面)、よみうりテレビ(2月10日 かんさい情報ネットten!)、CBCラジオ(多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N)にて紹介されました。

図1
図1 幅15nmのセルロースナノファイバーを用いた透明な紙

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竹谷純一教授がNanotech 2012 Award (プロジェクト部門)を受賞

2012年2月

 竹谷純一教授(先進電子デバイス研究分野)が研究代表者のNEDO のプロジェクト「革新的な高性能有機トランジスタを用いた薄型ディスプレイ用マトリックスの開発」に対して、Nanotech 2012 Award( プロジェクト部門)を受賞しました。
 同賞は、nano tech2012(国際総ナノテクノロジー総合展・技術会議)出展者を対象に斬新かつ先駆的な技術を分野ごとで顕彰し、優秀出展者を表彰するものです。 表彰式はnano tech2012 開催期間中の平成24 年2月17日に東京ビックサイトで行われました。

図1
図1

図2
図2

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最近の研究成果受賞者一覧最近の活動

受賞者一覧

平成25年4月1日~平成26年3月31日

田中 賢一郎
向川 康博
八木 康史
Honorable Mention IEEE International Conference on Computational Photography (ICCP2013)
安藤 陽一
佐々木 聡
瀬川 耕司
第17回超伝導科学技術賞 一般社団法人未踏科学技術協会 超伝導科学技術研究会
開發邦宏 日本化学会優秀講演賞(産業) 日本化学会

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平成24年4月1日~平成25年3月31日

多根正和 文部科学省科学研究費補助金「新学術領域研究」シンクロ型LPSO構造の材料科学
‐次世代軽量構造材料への革新的展開‐優秀発表賞
文部科学省科学研究費補助金「新学術領域研究」シンクロ型LPSO構造の材料科学
‐次世代軽量構造材料への革新的展開‐
古崎晃司 Linked Open Data チャレンジ Japan 2012 ライフサイエンス賞 Linked Open Data Challenge Japan 2012実行委員会
長島一樹 公益財団法人井上科学振興財団 井上研究奨励賞 公益財団法人井上科学振興財団
真嶋哲朗
川井清彦
BCSJ Award Article The Chemical Society of Japan
八木康史
向川康博
高谷剛志
The 7th International Workshop on Robust Computer Vision(IWRCV2013) Best Poster Award
(第7回ロバストコンピュータビジョンに関する国際ワークショップ)
IWRCV2013
八木康史
満上育久
The 7th International Workshop on Robust Computer Vision(IWRCV2013) Best Poster Award
(第7回ロバストコンピュータビジョンに関する国際ワークショップ)
IWRCV2013
能木雅也 平成24年度大阪スマートエネルギービジネスシーズコンペ <基礎技術部門>優秀賞 大阪府
Fu Wei Zhuge
Sakon Rahong
8th Handai Nanoscience and Nanotechnology International Symposium Young Researcher Best Poster Award 大阪大学Nanoscience and Nanotechnology Alliance
沼尾 正行 ICCEベスト技術デザイン論文賞 International Conference on Control Engineering
開發邦宏
加藤修雄
MHS-2012最優秀論文賞 米国電子電気学会
鈴木 健之 第10回公益社団法人有機合成化学協会関西支部賞 公益社団法人有機合成化学協会
松本 和彦
井上 恒一
前橋 兼三
大野 恭秀
第24回マイクロプロセス・ナノテクノロジー国際会議 論文賞 第25回マイクロプロセス・ナノテクノロジー国際会議
長島 一樹 MNC 2011 Award for Young Author's Award International Microprocesses and Nanotechnology Conference 2011
菅沼 克昭 工業標準化事業(経済産業省大臣)表彰 経済産業省
立川 貴士 光化学協会奨励賞 光化学協会
永井 健治 12th ECS Meeting ポスター特別賞 欧州カルシウム学会(協賛:ニコン)
荒木 徹平 ICFPE2012 Student Poster Award The 2012 International Conference on Flexible and Printed Electronics
八木 康史
槇原 靖
MIRU2012優秀論文賞 第15回画像の認識・理解シンポジウム(MIRU2012)
山崎 優 若手研究者奨励賞 日本薬学会物理系薬学部会
第10回次世代を担う若手のためのフィジカル・ファーマフォーラム実行委員会
室屋 裕佐 (一社)日本原子力学会水化学部会優秀ポスター賞 (一社)日本原子力学会水化学部会
森田 清三 NC-AFM Honorary Award 第15回非接触原子間力顕微鏡法国際会議
古賀大尚 繊維学会論文賞 繊維学会
佐々木 聡 Gordon and Betty Moore ベストポスター賞 ゴードン会議(2012年電子相関系会議)
筒井 真楠 ナノ学会第10回大会 若手優秀発表賞 ナノ学会
河原 吉伸 人工知能学会 2011年度論文賞 人工知能学会
鷲尾 隆 人工知能学会 研究会優秀賞 人工知能学会
松崎 剛 第79回日本分析化学会有機微量分析研究懇談会、第89回計測自動制御学会力学量計測部会、第29回合同シンポジウム ベストポスタープレゼンテーション賞 第79回日本分析化学会有機微量分析研究懇談会、第89回計測自動制御学会力学量計測部会、第29回合同シンポジウム
菅沼 克昭 Emerald Literati Network Highly Commended Award Emerald Literati Network
佐々木 聡 文部科学省科学研究費補助金振学術領域「対称性の破れた凝縮相におけるトポロジカル量子現象」トポロジカル量子現象国際会議ポスター賞 文部科学省科学研究費補助金新学術領域「対称性の破れた凝縮相におけるトポロジカル量子現象」
井手 拓哉 一般社団法人軽金属学会 優秀ポスター発表賞 一般社団法人軽金属学会
長島 一樹 公益財団法人日本科学協会・日本財団 平成23年度笹川科学研究奨励賞 公益財団法人日本科学協会・日本財団
柳田 剛 平成24年度文部科学大臣表彰科学技術分野若手科学者賞 文部科学省
柳田 剛 公益財団法人船井情報科学振興財団 平成23年度船井学術賞 公益財団法人船井情報科学振興財団
長島 一樹 公益財団法人船井情報科学振興財団 平成23年度船井研究奨励賞 公益財団法人船井情報科学振興財団
筒井 真楠 公益社団法人日本化学会 優秀講演賞(学術) 公益社団法人日本化学会

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平成23年4月1日~平成24年3月31日

開發 邦宏 「貴金属に関わる研究助成金」ゴールド賞 田中貴金属グループ
向川 康博 山下記念研究賞 情報処理学会
多根 正和 グローバルCOEプログラム「構造・機能先進材料デザイン教育研究拠点」優秀ポスター賞 グローバルCOEプログラム「構造・機能先進材料デザイン教育研究拠点」
竹谷純一教授 Nanotech 2012 Award (プロジェクト部門) Nanotech 2012 第11回国際ナノテクノロジー総合展・技術会議
多根 正和 グローバルCOEプログラム「構造・機能先進材料デザイン教育研究拠点」論文賞(1) グローバルCOEプログラム「構造・機能先進材料デザイン教育研究拠点」
多根 正和 グローバルCOEプログラム「構造・機能先進材料デザイン教育研究拠点」論文賞(2) グローバルCOEプログラム「構造・機能先進材料デザイン教育研究拠点」
八木 康史
満上 育久
The 15th SANKEN International Symposium 2012 The 10th SANKEN Nanotechnology Symposium Best Poster Award The 15th SANKEN International Symposium
山崎 聖司 第64回日本細菌学会関西支部総会最優秀発表者 第64回日本細菌学会関西支部総会
川井 清彦 ISNAC Outstanding Oral Presentation Award for Young Sceintist in 2011 第38回国際核酸化学シンポジウム
前橋 兼三
大野 恭秀
井上 恒一
松本 和彦
MCN 2010 Award for Outstanding Paper マイクロプロセス・ナノテクノロジー国際会議
前橋 兼三
大野 恭秀
井上 恒一
松本 和彦
MCN 2010 Award for Most Impressive Poster マイクロプロセス・ナノテクノロジー国際会議
小林 一雄 JB論文賞 日本生化学会
中嶋 英雄 MetFoam 2011 Best Paper Award International Conference on Porous Metals and Metallic Foams
八木康史
満上育久
優秀論文賞 画像の認識・理解シンポジウムMIRU2011
福井 健一 第25回人工知能学会全国大会口頭発表部門全国大会優秀賞 社団法人人工知能学会
長島 一樹
柳田 剛
ISSP2011 the 11th International Symposium on Sputtering & Plasma Processes Best Poster Award International Symposium onSputtering & Plasma Processes
長島 一樹
柳田 剛
ナノ学会第9回大会 若手優秀発表賞 ナノ学会
菅沼 克昭 日本信頼性学会 優秀賞 日本信頼性学会
向川康博
角野皓平
八木康史
平成22年度 IPSJ Transactions on Computer Vision and Applications Outstanding Paper Award 情報処理学会
鷲尾 隆 人工知能学会 研究会優秀賞 社団法人人工知能学会
高谷剛志 卒業論文セッション最優秀賞 情報処理学会 CVIM研究会
笹井 宏明 MOLECULAR CHIRALITY AWARD 2011 The Molecular Chirality Research Organization
久野 悠 第58回日本生化学会近畿支部例会最優秀発表賞 社団法人日本生化学会
中谷 和彦 平成22年度第2学期大阪大学共通教育賞 国立大学法人大阪大学
谷口 直之 第101回日本学士院賞 日本学士院

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最近の研究成果受賞者一覧最近の活動

最近の活動

寄附研究部門の研究成果等の概要について -疾患糖鎖学(生化学工業)寄附研究部門-

2011年5月

平成21年4月に設置した本研究所寄附研究部門(寄附者:生化学工業株式会社)の設置期間が終了し、この度、教育研究成果等の概要をとりまとめました。

本研究部門は、以下の3つの研究目的をもって設置されたものです。

●目的1

糖鎖遺伝子を用いた構造の改変(糖鎖リモデリング)による高度機能化及びその制御、特に増殖因子受容体の制御とその応用

●目的2

糖鎖遺伝子の機能解明および糖鎖変化を利用したバイオマーカーの開発

●目的3

炎症性疾患、癌における糖鎖の役割の解明と病気の治療への応用


教育研究成果の概要はこちら(PDF)

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いちょう祭における「産研一般公開の開催」のおしらせ

2011年4月11日

先日、大阪大学いちょう祭の一環として開催されます「産研一般公開」の中止のお知らせをいたしま したが、予定通り、平成23年5月2日、3日に、開催する事ととなりましたのでお知らせいたします。

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最近の研究成果受賞者一覧最近の活動