大阪大学 産業科学研究所
当研究分野では、スピントロニクス材料・ナノカーボン材料・フレキシブル素材などの様々な材料の潜在能力を引き出したり、それらを積極的に融合することによって、様々な社会要請に資する新たなエレクトロニクスデバイスやセンシング原理等を創出することを目指している。特に、ナノメートル程度の厚みの金属磁石膜やそれらを用いた積層構造を舞台としたスピントロニクスデバイス、それらをフレキシブル基板上に配備した柔らかいスピンデバイスや、グラフェンを用いた次世代の量子・バイオデバイスなど、基礎から産業応用に至るまでの幅広い研究を進めている。