大阪大学 産業科学研究所
「ギガ」単位の画素数を用いて、実世界の光を隅々まで忠実に記録する「超高解像度ギガピクセルカメラ」は、高度情報化社会における次の画像情報入力装置として重要な役割を果たすと考えられています。しかしながら、このようなカメラは現在超大型であり、応用方法が限定的です。本研究では、符号化光学系と情報処理の融合設計により、モバイル機器で超高解像度撮影が可能なコンパクトギガピクセルカメラの実現を目指します。
図1:本研究提案の構想
学生の頃、米国留学でギガピクセルカメラと呼ばれる大型・高解像度カメラの研究に関わり、それ以来、これが小さくなれば間違いなく世の中の「カメラ」の概念や付随する産業が変わるとの思いが頭にあります。創発では、考案した全く新しいイメージングコンセプトを足掛かりにその実現を目指します。
大阪大学 産業科学研究所
第1研究部門・複合知能メディア研究分野
准教授・中村 友哉(Tomoya Nakamura, Associate Professor, PhD.)
https://sites.google.com/site/tnakamura1104jp/