Overview

  • 無響実験室は大阪大学産業科学研究所が管理している施設です.
    サイズは 4.0m (W) x 7.2m (D) x 4.0m (H) であり,室内音圧レベルは30dB以下となるよう設計されています.
  • 壁面や床面,天井による音響的な反射や残響のない環境下での音響特性測定が可能です.
    例えば,聴取実験,インパルス応答計測,大型装置から発生する騒音評価の用途などにも利用できます.
    ほかにも、静穏かつ広さのある空間であるため,各種の心理実験の実施場所や暗室としての利用も歓迎します.
  • 利用料金は下記のとおりです.1日単位での課金です.

    無響実験室の利用に関する内規の(利用資格)第2条による分類 利用料金 1日(円)
    (1) 本研究所の研究室、研究グループ及び共通施設に所属する者 5,000
    (2) 本研究所の教員と共同研究契約または連携契約を締結する企業・組合等に所属する者 5,000
    (3) 大阪大学他部局の研究室及び研究グループに所属する者 10,000
    (4) 無響実験室の長が特に必要と認めた者 50,000
    ※(1)(2) については、ユーザ数増加促進のため、当面の間無料とする.
  • ご利用実績
    学内 産業科学研究所,基礎工学研究科,情報科学研究科など
    学外 研究関連機関,企業の研究所など
    学内に加え,学外の企業・研究所からも多数お問い合わせ頂いています.

Details

より詳細な仕様・音響特性はこちらの報告書(2019年2月)をご覧ください.
測定機関 高山工業(株)
室内寸法 4.0m (W) x 7.2m (D) x 4.0m (H)
扉(計測室・無響室) 1.2m (W) x 1.8m (H)
扉(外・計測室) 0.7m (+0.4m) (W) x 2.1m (H)
室内騒音レベル
暗騒音(計測室エアコン OFF, 無響室用ファン OFF) 18.6 dB(A)
計測室エアコン OFF, 無響室用ファン ON 18.8 dB(A)
計測室エアコン ON, 無響室用ファン ON 23.0 dB(A)
逆二乗特性 中心地点から各方向 1.0m: ±1.5dB 以内
1/1 oct. 中心周波数(Hz): 125, 250, 500, 1000, 2000, 4000

How to use

  • 利用申請書 をダウンロードし,必要事項を記入の上,
    anechoic-admin@sanken.osaka-u.ac.jp 宛てに利用申請メール(利用申請書を添付) を送ってください.
    無響実験室利用に関する内規も併せてご確認ください.この内規は 産研規程集から辿れます.
  • 申請者が学生の場合,支払いに関する担当者(教員 or 職員)の連絡先(所属・氏名・メールアドレス・電話番号等)を併せてメールに記載してください.
  • 受付後,予約完了メールが返信されます.また,Reservation Calender で利用日を確認できます.
  • 利用当日は駒谷研まで施設入口の電子キーを取りに来てください.
  • 使用後も駒谷研まで電子キーを返却してください.

現在の予約状況が確認できます.

Location

Appearance

案内板
入り口
無響室準備部屋(計測室)
無響室準備部屋(計測室)
無響室準備部屋(計測室): 無響室への扉
無響室内部


  • 質問・お問い合わせは anechoic-admin@sanken.osaka-u.ac.jp までメールでお尋ねください.