レーザー学会にて発表

日本レーザー学会第40回年次総会に細貝教授と金准教授が参加し研究成果を報告しました。

場所:仙台国際センター

2020年1月21日(火) 11:00 〜 11:15

Development of Laser-plasma Based Terahertz Sources

○Jin Zhan1、Hosokai Tomonao1、Fukuda Takuya2、Yugami Noboru2、Kodama Ryosuke3,4 (1. The Institute of Scientific and Industrial Research, Osaka University、2. Department of Advanced Interdisciplinary Sciences, Utsunomiya University、3. Graduate School of Engineering, Osaka University、4. Institute of Laser Engineering, Osaka University)

2020年1月22日(水) 12:15 〜 12:30

レーザー加速電子ビーム駆動の自由電子レーザーを目指したレーザー航跡場加速研究

○細貝 知直1,2、金 展1,2、酒井 泰雄1、パサック ナビーン1、ジドコフ アレクセイ1、神門 正城3、黄 開3、大東 出3、山本 樹4、武藤 俊哉5、清野 英晃 (1. 大阪大学 産業科学研究所 、2. 理化学研究所放射光科学研究センター、3. 量子科学技術研究開発機構 関西光科学研究所、4. 高エネルギー加速器研究機構、5. 東北大学 電子光理学研究センター)

上海交通大学との研究交流

上海交通大学(中国)のミン・チェン教授らが細貝研究室にて最新のレーザー加速研究の成果に関するプレゼンテーションを行いました。 セミナー終了後、研究室のメンバーと意見交換を行いました。 上海交通大学のミン・チェン教授のグループと共同研究を実施する予定です。

レーザー加速電子ビームの応用探索実験を開始

産研附属量子ビーム科学研究施設のLバンドライナックを用いてレーザー加速電子ビームの応用探索実験を開始しました。4月に細貝研が発足して初めての産研加速器を利用した実験となりました。今回の実験には名古屋大学の山崎淳先生も参加しました。今後、高強度レーザーを用いたレーザー加速研究と従来加速器利用の両輪で研究開発を進めていきます。

研究会開催(先端光・量子ビームとその応用)

大阪大学産業科学研究所 量子ビーム科学研究施設 令和元年度第2回施設研究会「先端光・量子ビームとその応用」が放射線基盤機構、 JST未来社会創造事業「レーザー駆動による量子ビーム加速器の開発と実証」の共催により開催され、細貝研究室が研究会の企画と幹事を務めました。

No. Time Title Speaker Chair man
13:00-13:10 開会式 Yoichi Yoshida (ISIR)
1 13:10 – 13:50 SPring-8 / SACLAの現状と展望 Makina Yabashi (RIKEN) Akinori Irisawa(ISIR)
2 13:50 – 14:20 ブロードバンド赤外線自由電子レーザーのバイオテクノロジーへの応用 Takayasu Kawasaki(Tokyo University of Science)
3 14:20 – 14:50 量子ビームを用いた複合イメージングによる鉄鋼関連材料の腐食反応解析 Katsuhiro Nishihara (Nippon Steel)
4 14:50 – 15:20 非反復現象のための全光学超高速イメージング Keiichi Nakagawa (University of Tokyo)
15:20 – 15:40 休憩
5 15:40 – 16:10 フェムト秒レーザー衝撃処理とそのメカニズム Tomokazu Sano (Osaka University) Tomonao Hosokai(ISIR)
6 16:10 – 16:40 レーザーピーニングと成形の科学とその応用 Yuji Sano(ISIR)
7 16:40 – 17:10 ミューオン産業用アプリケーション Haruo Miyadera(TOSHIBA)
8 17:10 – 17:40 レーザー電子加速のFELへの拡張 Masaki Kando(QST Kansai)
17:40 – 17:50 閉会式 Tomonao Hosokai (ISIR)