研究会開催(先端光・量子ビームとその応用)

大阪大学産業科学研究所 量子ビーム科学研究施設 令和元年度第2回施設研究会「先端光・量子ビームとその応用」が放射線基盤機構、 JST未来社会創造事業「レーザー駆動による量子ビーム加速器の開発と実証」の共催により開催され、細貝研究室が研究会の企画と幹事を務めました。

No. Time Title Speaker Chair man
13:00-13:10 開会式 Yoichi Yoshida (ISIR)
1 13:10 – 13:50 SPring-8 / SACLAの現状と展望 Makina Yabashi (RIKEN) Akinori Irisawa(ISIR)
2 13:50 – 14:20 ブロードバンド赤外線自由電子レーザーのバイオテクノロジーへの応用 Takayasu Kawasaki(Tokyo University of Science)
3 14:20 – 14:50 量子ビームを用いた複合イメージングによる鉄鋼関連材料の腐食反応解析 Katsuhiro Nishihara (Nippon Steel)
4 14:50 – 15:20 非反復現象のための全光学超高速イメージング Keiichi Nakagawa (University of Tokyo)
15:20 – 15:40 休憩
5 15:40 – 16:10 フェムト秒レーザー衝撃処理とそのメカニズム Tomokazu Sano (Osaka University) Tomonao Hosokai(ISIR)
6 16:10 – 16:40 レーザーピーニングと成形の科学とその応用 Yuji Sano(ISIR)
7 16:40 – 17:10 ミューオン産業用アプリケーション Haruo Miyadera(TOSHIBA)
8 17:10 – 17:40 レーザー電子加速のFELへの拡張 Masaki Kando(QST Kansai)
17:40 – 17:50 閉会式 Tomonao Hosokai (ISIR)

細貝教授、EuPRAXIA・DESY(ドイツ放射光施設)にて講演

ドイツ ハンブルクのDESY(ドイツ放射光施)で開催された EuPRAXIA European Concept for an Innovative Future Accelerator, Final Year Meetingに細貝教授と佐野招聘教授が出席し細貝教授が下記の講演を行いました。

 

講演タイトル ‘Status of experiments and activities in Japan’

会議の詳細(プログラムなど)はこちら

 

細貝研はEuPRAXIAのAssociated Partnerです。

*EuPRAXIA:A proposed EU Design Study on a “European Plasma Research Accelerator with eXcellence in Applications” http://www.eupraxia-project.eu/eupraxia-for-beginners.html

高校生向けプログラム「大阪大学SEEDS2019 体感科学」を実施

2日に渡り「大阪大学SEEDSプログラム2019 体感科学 ~レーザー光線でプラズマの中をのぞいてみよう~」を実施しました。6名の熱心な高校生がプログラムに参加しました。1日目は、光の基本的な性質を学ぶ講義の後、レーザー光の伝播を計測し、その実験結果から光速や媒質の屈折率を求める演習などを実施しました。2日目はパルスレーザーを使ったレーザー干渉計によるプラズマ計測実験をスタッフ指導のもと体験しました。最後に6名全員が今回のプログラムで学んだことを英語でプレゼンしました。12月25日(水)には希望者向けに同プログラムのオプションとして高強度レーザー施設の見学ツアーが予定されています。

プラズマ計測実験に参加する高校生たち