第37回 微生物シンポジウム開催報告

2025年11月1日〜2日に大阪大学にて開催いたしました第37回微生物シンポジウムには、約60名の皆様にご参加いただきました。特別講演、シンポジスト、一般演題、ポスター演題の発表者の皆様、座長をお務めいただいた先生方、参加者の皆様、そして準備に尽力いただいた当研究室スタッフに、改めて心より御礼申し上げます。

次回の第38回微生物シンポジウムは、東京理科大学薬学部・野口耕司先生を世話人として、2026年8月28日(金)〜29日(土)に葛飾キャンパスにて開催予定です。来年も東京にて皆様とお目にかかれますことを楽しみにしております。

学生優秀発表賞 受賞者(4名)

【口頭発表】
• 采女 美生(岡山大学)
• 築根 慎一(東京薬科大学)
【ポスター発表】
• 荻野 ひかる(山形大学)
• 北村 光(明治薬科大学)
引き続き、微生物学分野のさらなる発展に向けて、皆様のご参加とご支援を賜れましたら幸いです。

第37回微生物シンポジウム 実行委員長
大阪大学 産業科学研究所 生体分子制御科学研究分野
西野 邦彦


第37回微生物シンポジウム開催のご挨拶

西野 邦彦(大阪大学 産業科学研究所 教授)

この度、第37回微生物シンポジウムを、2025年11月1日(土)、2日(日)の2日間にわたり大阪大学銀杏会館にて開催する運びとなりました。微生物シンポジウムは、日本薬学会が主催する微生物に関する学会で、1971年から開催されている歴史のある学会です。

今回のシンポジウムでは、「微生物の知から創薬へ — 診断・治療の新時代を拓く基礎理解」をテーマに掲げ、基礎と臨床の架け橋となる新たな研究の展開について、最新の成果をご紹介いただく場となることを期待しております。

本シンポジウムでは、細菌学、真菌学、ウイルス学、免疫学など幅広い領域における研究成果に加え、異分野融合を促進するため、微生物学以外の分野の専門家によるシンポジウムも企画しております。分野を越えた連携や新たな発想の創出につながることを願っております。

さらに、将来を担う若手研究者や学生さんの積極的な参加をお願いしております。本シンポジウムが情報発信や交流の機会としてご活用いただけますと幸いです。
開催に当たり、皆様のご支援ご協力をどうぞよろしくお願い申し上げます。