レーザー学会学術講演会第45回年次大会に参加・発表

2025年1月21日〜1月23日に広島国際会議場にて開催されたレーザー学会学術講演会第45回年次大会に参加しました。

研究室からは下記のメンバーが口頭発表を行いました。

細貝知直教授    レーザー加速駆動高エネルギー電子ビームの体内創薬への利用の可能性(招待公演)

金展准教授       Title : Improvement of Electron Beam Quality of Laser Wakefield Acceleration

顧彦珺准教授    Stable Electron Beam Generation in LWFA via the Control of Hydrodynamics Stability

佐藤新悟さん(D1)         LWFA標的プラズマ評価のためのシュリーレン計測システムの開発

■発表の様子(細貝教授)

■研究室集合写真

陽子線照射実験を実施

2025年1月14日(火)~1月16日(木)にかけて企業の加速器施設にて陽子線照射実験を行いました。

細貝研からは細貝知直教授、水田好雄特任助教、中野和美特任研究員、内藤圭祐(M1)さんが参加しました。
大阪大学産業科学研究所からは古澤研究室 室屋裕佐准教授、鈴木研究室 山下泰信助教、が参加しました。

実験の様子

中国科学院 上海光学精密機械研究と学術交流協定を締結

2024年7月10日(水)、産業科学研究所と中国科学院 上海光学精密機械研究所(SIOM: Shanghai Institute of Optics and Fine Mechanics, Chinese Academy of Sciences)は、研究者の交流と教育の推進、効率的な研究開発体制の構築を目指して、学術交流協定を締結しました。SIOMは中国において最大の光学・レーザー科学の研究所であり、既に10カ国以上と国際協力研究を行っています。一方、産業科学研究所の量子ビーム物理学研究分野(細貝研究室)は、超高強度レーザー駆動の粒子加速とその応用研究を推進しており、2018年よりSIOMの研究者と国際会議や学術交流を通じて議論を重ね、連携研究の基礎を築いてきました。このたび、最先端のパワーレーザー技術、光駆動の超小型高エネルギー加速器、高耐力大型光学系、相対論ビームプラズマの大規模数値計算、極短パルスビーム応用などの研究分野での連携が合意され、研究者の交流や教育を含め、効率的な研究開発を実施する体制の構築を進めることになりました。

URL:https://www.sanken.osaka-u.ac.jp/news/20240711.html

産研所長 黒田教授 とSIOM所長 陳衛標(Chen Weibiao)教授

中国科学院上海光学精密機械研究所 (SIOM)が細貝研究室を訪問

4月17日(水)、中国科学院上海光学精密機械研究所 (SIOM) のZhaoyang LI教授, Yujie PENG教授, Xiaoming LU教授, Hongxiang LIN准教授の四人が細貝研究室を訪問されました。細貝研金展准教授は産研および量子ビーム物理の研究について紹介し、SIOMメンバーは研究所紹介、ハイパワーレーザー、回折格子の開発などについてプレゼン発表しました。今後の共同研究に向けて、非常に有意義な議論を行いました。

「箕面キャンプ」開催

10月12-13日、「箕面キャンプ」を箕面山荘「 風の杜」にて1泊2日で開催しました。
産研、東大、京大、岡山大、分子研の先生方と学生さんらに加え阪大医学部の先生方も参加し、生物・医学分野での量子ビームの「新奇」な利用について議論しました。

 

箕面キャンプでの発表の様子

 

量子ビーム科学研究施設(Lバンドライナック)見学