JP EN

細胞センサーの論文がオンラインで配信

東京大学先端科学技術研究センターの神崎亮平先生、光野秀文先生との共同研究の成果が、Biosensors and Bioelectronics: X に受理され、オンラインで配信されました。

我々の開発してきた光活性化型の細胞付着表面を使って、別々の匂い成分に応答して蛍光を発する細胞を並べ、匂いに応じて蛍光パターンが変わるセンサー細胞ディスプレイを開発した仕事です。
詳細はこちら(リンク→研究内容1の匂いセンサー細胞ディスプレイのところ)。

この技術を用いれば、原理的に数10種類以上のセンサー細胞を、小さなチップの上に高集積することが可能であり、複雑な匂いを嗅ぎ分けることで、環境中の汚染物質や薬物の検出・同定や、呼気を用いた疾病の早期診断など、幅広い分野への応用が期待されます。

https://doi.org/10.1016/j.biosx.2024.100473