イベント情報

阪大医の小関先生、京大医の小柳先生、スペシャルゲストのセミナー (更新 2017.08.28)
各位

8月28日1530から教授室で開催される講演会について続報です。

1530から 
スペシャルゲスト
核酸医薬に関する業界の動向と現在進めている研究について(仮題)

1630から
小関正博博士(大阪大学医学部循環器内科)
生活習慣病領域における抗体医薬、核酸医薬開発の現状
小関博士は、米国コロンビア大学のAlan Tall教授の元で中性脂肪代謝異常としての
NASH(非アルコール性肝炎:まだ発症機構、治療法が不十分)の発症機構に関する重
要遺伝子産物TTC39Bを同定し、昨年、Nature誌
(https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/27383786)に発表しました。また、著名な
NASHの専門医でもあり、数多くの製薬会社とコラボされています。現在、癌ばかりが
対象であった抗体医薬と核酸医薬が、最近、循環器内科領域で伸びてきている現状を
概説していただきます。

1730から
小柳智義博士(京都大学)
京都大学での創薬エコシステム構築に向けた取り組み。-日本の製薬メーカーの過去
10年の動きと今後の方向性は?
小柳博士は、当研究室でPKCグループ(現在のバイオミサイル)に属し、理学研究科
の博士課程に在籍して、2002年に学位取得し、スタンフォード大学医学部のDaria
Mochly-Rosen教授の元でポスドクを5年間勤め、多数の論文を発表しました。その
後、米国のバイオベンチャーの成功例を多数目の当たりにしたことを契機に日本での
バイオベンチャー育成に関する仕事をされています。帰国後は幾つかのバイオ系企業
に勤務した後、現在は京都大学大学院医学研究科メディカルイノベーションセンター
の准教授を勤めています。今回は、日本のバイオ領域の動向を概説してもらいます。

終了予定:18時

その後、軽い懇親会(参加自由)を教授室で開催し、外部で食事会(参加者募集:有
料)を予定しております。

黒田