研究概要

当研究室では、生体分子間の相互作用(反応)に基づく様々な生命現象を解明し、その作動原理に基づく技術を開発し、バイオ関連産業、特にバイオ医薬品開発に資することを目標としている。また、生体触媒である酵素の活性部位構造や立体構造、触媒反応機構を明らかにするべく研究を展開している。

研究課題

  1. ヒト嗅覚受容体センサーを用いた全ての匂いをデジタルデータ化する匂い情報DXの実現(PI:黒田俊一)
  2. アミン酸化酵素(AGAO)の立体構造に基づく共有結合型補酵素(ビルトイン型補酵素TPQ)の生成機構及び反応機構の解析(PI:岡島)
  3. キノヘムプロテインアミン脱水素酵素(QHNDH)の立体構造に基づく共有結合型補酵素(ビルトイン型補酵素CTQ)の生成機構、補酵素形成に関連して起こるペプチド架橋形成機構の解析(PI:岡島)
  4. バイオフィルム形成や病原性発現に関わる細菌情報伝達系(TCS)の立体構造に基づく新規TCS標的抗菌剤の開発(PI:岡島)