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研究室情報

生体分子機能科学研究分野(永井研) Department of Biomolecular Science and Engineering (Nagai Lab.)

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# シンギュラリティー生物学 # トランススケールスコープ # 生物発光 # 自発光植物

「生命とは何か?」この素朴で、しかし深遠なテーマに迫るために、私たちの研究室では生きた細胞の中で起こる現象を観て理解する研究を行っています。生命の理解に役立つ蛍光タンパク質や生物発光タンパク質を用いたバイオセンサーや、トランススケールスコープ等の他に類例を見ないイメージング技術を開発するだけでなく、これまで見過ごされてきた外れ値的特徴量を有する極めて少数の細胞が生起する生命システムの臨界的状態変化を解明する「シンギュラリティ生物学」を展開し、新たなパラダイムの創出を目指しています。また、次世代の超省エネルギー社会の実現に向けて、電力を必要とせず二酸化炭素も排出しない次世代の照明デバイスとして自発光植物の開発も進めています。

メンバー

永井 健治 Takeharu Nagai 教授
Research Map
学位:
博士(医学)(1998年3月 東京大学大学院)
経歴:
2022年10月 - 現在 北海道大学電子科学研究所 教授
2022年1月 - 現在  奈良先端科学技術大学院大学 客員教授
2020年4月 - 現在  大阪大学産業科学研究所 副所長
2018年1月 - 現在 大阪大学先導的学際研究機構超次元ライフイメージング研究部門 部門長
2017年8月- 2019年8月 大阪大学 副理事(共創機構担当)
2017年4月   大阪大学栄誉教授 称号授与
2017年4月- 2019年3月 大阪大学共創機構産学共創本部イノベーション共創部門 部門長
2015年8月- 2017年8月 大阪大学 副理事(産学連携担当)
2014年4月- 2017年9月 大阪大学産業科学研究所 副所長
2012年6月 - 現在 理化学研究所 客員主幹研究員
2012年3月 - 2022年9月 北海道大学大学院医学研究科 客員教授
2012年3月 - 現在 大阪大学産業科学研究所 教授
2008年10月 - 2014年3月 科学技術振興機構・さきがけ研究員(兼任)
2005年1月 - 2012年2月 北海道大学電子科学研究所 教授 
2001年12月 - 2005年3月 科学技術振興機構・さきがけ研究員
2001年4月 - 2001年11月 理化学研究所脳科学総合研究センター 研究員
1998年4月 - 2001年3月 理化学研究所 基礎科学特別研究員
1995年4月 - 1998年3月 日本学術振興会 特別研究員(DC1)
服部 満 Hattori Mitsuru 助教 Research Map
後藤 千恵子 Chieko Goto

研究紹介

暗闇で発光する自発光ペチュニア(上)。自然光の下でのペチュニア(下)
トランススケールスコープAMATERAS3.0の全体像。
微小熱源からHeLa細胞内への熱拡散の高速イメージング。

最新の研究テーマ

  • トランススケールイメージングシステムの開発とライフサイエンスへの応用
  • 自発光植物の作出
  • 機能超解像イメージング技術の開発
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生体分子機能科学研究分野(永井研) Department of Biomolecular Science and Engineering (Nagai Lab.)

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