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香り・におい・ガスセンサー研究会
(事業終了)

■研究会事業終了のおしらせと御礼

 当研究会は、2022年3月20日の回をもちまして、事業を終了させていただきました。新型コロナ禍の中で1年の休会を経て、2021年度から2年間にわたり、のべ11回の研究会を開催させていただくことができました。
 ご講演をいただいた講師の皆様、研究会会員にご参加をいただいた企業の皆様に御礼を申し上げます。

■担当教員(研究会運営委員長)

 大阪大学 産業科学研究所 黒田俊一 教授

■本研究会のねらい

 大阪大学産業科学研究所と(地独)大阪産業技術研究所が保有する「香り・におい解析技術」を融合、発展させ、さらにAI導入を図れば、「嗅覚センサー開発」および「香り・におい情報のデジタル化」が大きく進展し、ヒトの嗅覚に完全に依存していた香り・においに関係する研究やビジネスを大きく変革させ、さらに、新たな社会的価値が創造できると考えています。具体的な例として、消臭剤設計、悪臭対策、香料設計、嗅覚情報に基づいたアロマセラピー開発、および香り・においデータベース開発など、複雑な“におい”課題に対し、高度な解決策を迅速かつ安価に提供できるようになります。将来的には、香り・におい情報のデジタル機器への搭載、さらには、香り・においプロジェクタのようなものを開発し、バーチャル・リアリティ的な再現を行うことも可能になります。

 本研究会では、主として企業研究者を対象とし、「嗅覚センサー開発」および「香り・におい情報のデジタル化」について、少人数の講義形式にて、この分野を代表する講師の方々から直接学んでいただける機会を提供いたします。また、会員間や会員と産業科学研究所および(地独)大阪産業技術研究所のにおい関連スタッフとのネットワーク形成により“におい”課題に関連する新たな起業なども期待できます。

 本研究会設立には、研究分野を代表される以下の先生方にご賛同を頂戴しております。

 大阪大学 産業科学研究所  教授    関野 徹 先生(ナノハイブリッドマテリアル)
 大阪大学 産業科学研究所  特任教授  菅沼克昭 先生(ナノ構造薄膜ガスセンシング)
 大阪大学 産業科学研究所  准教授   菅原 徹 先生(ナノ構造薄膜ガスセンシング)
 大阪大学 産業科学研究所  教授    鷲尾 隆 先生(機械学習)
 大阪大学 産業科学研究所  教授    関野 徹 先生(ナノハイブリッドマテリアル)
 大阪大学 産業科学研究所  准教授   山崎聖司 先生(腸内細菌・病原細菌ガス解析)
 (地独)大阪産業技術研究所 研究室長  喜多幸司 先生(におい機器分析)
                                                    (順不同)

 皆様のお役に立つ研究会となるよう企画、運営してまいります。皆様のご参加をお待ちしております。

■研究会概要情報

【主  催】一般財団法人 大阪大学産業科学研究協会
【共  催】大阪大学産業科学研究所、(地独)大阪産業技術研究所
【対  象】香り・におい・ガスセンサー関連企業の研究者
【開催予定】開催年毎の事業計画に応じて設定されます。
 ※2021年度:年4回程度:5月、7月、10月、1月
 ※2022年度:年6回程度:5月、7月、9月、11月、翌年1月、翌年3月
【開催場所】リアル開催(大阪市内を予定)およびオンライン開催(ZOOM)
【内  容】以下についての講義ならびに講演
      1) 香り・におい解析技術
      2) 嗅覚ガスセンサー技術
      3) 香りデザイン手法開発
      また、研究会参加企業様と匂い測定技術の標準化も目指します。

 詳細については順次掲載して参ります。

【募集人数】15名程度(申し込み順とさせていただきます)
 ※予定数を超えた場合は、スペースに余裕がある場合に受け入れます。
 ※ZOOMによる開催の場合は募集人数枠が変化することがあります。

■問い合わせ先


大阪大学産業科学研究協会 事務局
Email: RAIS@sanken.osaka-u.ac.jp
Tel/Fax : 06-6879-8507