グループに参加を希望される方へ

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配属希望の学生さんへ

南谷研究室は、大阪大学基礎工学研究科物質創成専攻(物性物理工学領域)の協力講座として博士前期課程・後期課程の学生を受け入れています。

大学院入試要項や説明会についての情報は、以下のリンクからご確認ください。

大阪大学基礎工学研究科 入試情報

研究室の雰囲気や、進学後のテーマなどの相談も含め、志望される場合には事前に見学や相談をしておくことをおすすめしています。見学等は随時受け入れしています。

Q&A

Q. 研究室で必要となる知識などはありますか?

A. 量子力学・統計力学・物性物理の基礎が大体のテーマで必要になります。(院試勉強の範囲と共通しています。)実際の研究で必要になる専門的な部分は、配属後の輪読などでサポートします。

なお、当研究室では、元々の専門が物理ではなく、例えば数学やコンピューターサイエンスのバックグラウンドを活かして物質科学の研究をしてみたいという方も歓迎しています。その場合、持っている専門知識をうまく活かせるテーマを考え、それに必要となる物理分野の知識を研究室に入ってから徐々に身につけていくという戦略になるかと思います。数年で目処が立つかどうかは、テーマ選択が肝となるので、こういった場合には出願などの前に一度打ち合わせなどをしたほうが良いかと思います。

Q. プログラミング経験がなくても大丈夫でしょうか?

A. 配属後に学んでも間に合います。ただ、プログラミングがどうしても嫌いだという場合は、テーマが限られてくる可能性もあります。

Q. どういった学生さんが向いていますか?

A. 物質科学やシミュレーションへの興味が強い人に向いています。

あと、理論系の研究は目に見える成果が出るまで時間がかかる場合もあり、「なかなか結果がでない…」であったり「まるでわからん…」という時期が続くこともあります。そういったときに、愚痴ったりぼやいたり、時には気晴らしをしつつ、なんだかんだ諦めずに粘れる人は理論の研究に向いていると思われます。

Q. 学生のうちに学会発表や論文執筆することはありますか?

A. はい、あります。学会発表や論文執筆は他の人とのディスカッションを通じて自分が研究してきたことへの理解をより深めることが出来るので、強くお勧めしています。
とくに論文は国際雑誌に掲載されると、各国の図書館やオンラインアーカイブに保存され、自分の名前が入った著作物を世に残すことが出来ます。若いうちの貴重な数年間を費やすわけですから、せっかくなので、後世に残るものを作っていきましょう。

Q. 南谷研究室の特徴はどこにありますか?

A. 所属している教員の得意とする理論的アプローチや、研究対象に比較的バリエーションがあるので、学生さんの研究テーマとして選べる内容にも幅がある点があげられます。また、理論的予測やモデルを具体的な物質に落とし込むテーマが多いこともあり、研究で得られた結果がどのように応用・活用されていくかのイメージがつかみやすいかと思います。この特徴を活かして、実験グループとの共同研究も多数行っています。

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