概要 量子ビーム科学研究施設は2009年に大阪大学産業科学研究所附属産業科学ナノテクノロジーセンター加速器・量子ビーム実験室を基に新しく設立されました。同実験室のすべての設備、40 MeVのLバンド電子ライナック、150 MeVのSバンドライナック、レーザーフォトカソードRF電子銃を装備した40MeVのSバンド電子ライナック、そしてコバルト60ガンマ線放射装置などが本施設に引き継がれました。これらの設備は大阪大学内の関係者で共同利用されています。本施設は施設長、専任教員1名、特任教員3名、技術職員2名および兼任教員で構成され、量子ビーム誘起化学反応過程に関する研究、量子ビーム科学に基づく環境工学関連分野、先端ビーム科学、新エネルギー資源と先進医療技術、特に強力極超短時間放射線発生装置による、医療効果の研究、等に取り組んでいます。また、放射線管理や施設の維持管理を含むすべての設備の運営は、共同利用関係者の協力のもと行っております。 現在の主な研究課題は以下の通りです。
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所在地:〒567-0047 |