産業科学研究所は、新たな産業創成の源泉となる基礎科学を極め、その成果に立脚して応用科学を展開することを目的として、関西産業界の強い期待と要望を背景に、昭和14年に誕生した歴史ある研究所です。現在では日本を代表する総合理工型研究所とし情報・量子科学系、材料・ビーム科学系、生体・分子科学系、そしてナノテクノロジーを中心とした最先端の科学研究を行っています。教育においては、「高度産業科学研究者の育成」を目指し、理学、薬学、工学、基礎工学、情報科学、生命機能の6研究科の教育・研究指導を担当しています。働き学ぶ研究所全構成員の成長を第一に、それぞれがオンリーワンとなる独自性の高い世界最先端の研究による、社会課題の解決と新産業創成を行っています。
スピンと光が織りなす量子テクノロジー
半導体量子ドット・スピントロニクス・量子コンピュータ・量子インターネット
スピンデバイスや、グラフェンを用いた次世代の量子・バイオデバイス開発研究
スピントロニクス・バイオセンシング・IoTセンサ
フレキシブルエレクトロニクスの基盤技術研究開発と社会実装
フレキシブルデバイス・材料科学
機械の「目」の機能を作るコンピュータビジョン
画像処理・センサ技術
高度な計算機推論によるビッグデータからの機械学習
データマイニング・機械学習
音声対話システム:人の声を聞いて話すコンピュータ
対話システム・音声認識・人工知能・機械学習
学習による適応能力を持ったコンピュータ
AI・機械学習
未来の予測によって社会を変革する
ビッグデータ解析・未来予測
ナノセルロース・セルロースナノファイバー
機能共生型マテリアルのデザイン・創製・解析と応用展開に関する研究
先端セラミック・機能性金属・機能性ナノマテリアル
エネルギー革命に向けた電気化学材料・デバイス開発
二次電池、燃料電池、power-to-Xデバイス
光で拓く超高エネルギー粒子加速
高強度レーザーパルス・プラズマ・遠赤外・テラヘルツ自由電子レーザー
最先端ビームが切り開く材料開発の最前線
量子ビーム・パルスラジオリシス
励起分子化学を基盤として反応制御化学の研究を行います。
励起分子・有機合成
治らない遺伝子疾患を治す夢の薬の創製を目指す。
核酸・低分子・遺伝子化学・ケミカルバイオロジー
ヒトへの適用が可能となるような薬の種を探す研究、病態の発症メカニズムを解明する研究
創薬・ケミカルバイオロジー・エピジェネティクス
バイオミミックテクノロジーによるバイオ医薬品および同関連技術の開発
バイオミミック・バイオ医薬品開発
多剤耐性機構の解明と新規治療薬開発
多剤耐性菌・阻害剤開発
発光性タンパク質を使って生命の本質に迫り、未来を切り拓く!
バイオイメージング・発光生物工学・蛍光、生物発光・シンギュラリティ生物学
酸化物のナノエレクトロニクス
~石ころが役に立つエレクトロニクスに変身~
原子・分子・ナノ機能材料
量子ビーム誘起現象の超高速測定
~化学反応をリアルに見たい~
量子ビーム・フェムト秒
ナノの世界を直接見ることで、材料の特性および物理現象を解明する
電子顕微鏡・ナノ材料・電子分光
有機材料の開発:有機化学からデバイス評価までプロになれる!
有機材料・有機化学
1分子解析法で個別化医療を実現
1分子DNA・RNAシークエンサー・1分子構造解析