Graduate's Voice

稲垣 成矩

九州大学大学院 医学研究院

Q1.今のお仕事はどんなことですか?

 九州大学医学研究院で、嗅覚情報処理の研究を行っています。マウス嗅神経細胞の匂い応答を、in vivo二光子蛍光カルシウムイメージングを用いて網羅的に計測することで、匂い分子の情報が神経活動にどのように翻訳されているのか調べています。

Q2.永井研究室で学び、社会に出てから役に立っていること、今の仕事に活かされていることは何ですか?

 永井研で学んだことは数え切れない程ありますが、特に①尖った物の見方・考え方、②大舞台でも物怖じしない度胸、③(Brokenな) 英語力が身につきました。 また海外での共同研究や学会発表など、普通の学生ではまずない臥薪嘗胆の体験を、数多く経験させていただいたことには感謝しています。

Q3.後輩たちへのメッセージ

 世界でも最先端の研究環境にいると思いますので、研究を思う存分に楽しんで下さい。 どのような職に将来就くとしても、永井研で培うであろう論理的思考力と常識にとらわれない考え方は武器になると思います。論文をよく読み、仮説drivenな研究を心がけて下さい。