第74回(平成26年度第4回)産研テクノサロン
社会を変える新材料




日時: 2015年2月6日(金) 13:30~18:30
場所: 大阪大学 産業科学研究所 インキュベーション棟 1階講義室
     (吹田キャンパス)  LinkIconアクセス

【プログラム】
《講演会》 13:30-17:00  会場: 産研インキュベーション棟 1階

13:30-13:35   開会挨拶
                 大阪大学産業科学研究協会

13:35-14:25  半導体リソグラフィ材料の現状と展望

                 大阪大学 産業科学研究所 教授 古澤孝弘

 半導体産業はリソグラフィと呼ばれる超微細加工技術に支えられています。現在の最小線幅20nm近傍の大量生産は光(ArFエキシマレーザー、波長193nm)を露光源として加工が行われていますが、近い将来、光による加工は限界に達することが予想され、代わって波長13.5nmの極端紫外光(EUV)や電子ビームといった電離放射線領域にある量子ビームが16nm以下の半導体大量生産を可能とする次期露光源として期待されています。本講演では、EUVリソグラフィの開発状況を含め、半導体リソグラフィ材料の現状と展望について解説します。

14:25-15:15  セルロースナノファイバーによるペーパーデバイス
                 大阪大学 産業科学研究所 准教授 能木雅也

 セルロースナノファイバーとは、幅4-15nmのとても微細な繊維であり、地球上すべての植物に含まれる無尽蔵な天然資源です。2000年頃、世 界に先駆けて日本から、セルロースナノファイバーの研究開発はスタートしました。そして2008年、私達は、このナノファイバーを使って「透明な 紙」をつくることに成功しました。現在は、新たなセルロースナノファイバー材料の開発、透明な紙を用いた電子機器:ペーパーエレクトロニクスの研 究を行っています。

15:15-15:30   休憩(15分)

15:30-16:20  タンパク質合成技術開発の現状と展望
                 愛媛大学 プロテオサイエンスセンター(PROS)  教授 澤崎達也

 我々は、試験管内でタンパク質を自由に合成できる技術を基盤に、愛媛大学発バイオベンチャー企業を設立した。そして、10年以上に渡りファウンダーとして、大学発のバイオ技術が事業化していく過程と接してきた。大学発ベンチャー企業が、10年以上、しっかり“商い”を行い、生き残ることは容易ではなく、本セミナーでは、事業の基盤であるタンパク質合成技術開発の現状と展望を紹介しつつ、地方で設立した大学発バイオベンチャー企業の悲喜交交をご紹介したい。

16:20-17:10  デュポンのイノベーションと日本における技術開発
                 デュポン株式会社 執行役員 技術開発本部 本部長 林 隆一

 デュポン社は1802年の創業以来イノベーションと事業変革の歴史を歩んできた。当社は20世紀は化学、高分子科学の分野で発展したが、21世紀とともにバイオサイエンスを含む総合科学会社(サイエンスカンパニー)として再度の変革を遂行している。新たなイノベーションを創出する過程では自社の持つサイエンスのポートフォリオの広さとともに必要な技術を積極的に取り組むオープンイノベーションの手法が重要となる。本講演では最近の技術開発の例とともにイノベーションの可能性について説明し、同時にグローバルデュポンの中の日本のデュポンの活動についても紹介する。


_《交流会》 17:30-18:30  会場: 産研 楠本会館 1階

【チラシ】

LinkIcon第74回産研テクノサロン.pdf

【参加申し込み】

【連絡先・事務局】

大阪大学産業科学研究所 産学連携室
TEL:06-6879-8448
E-mail : air-office@sanken.osaka-u.ac.jp
URL: http://www.sanken.osaka-u.ac.jp/labs/air/techno_salon/techno_salon.html


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第73回(平成26年度第3回)産研テクノサロン
創立75周年記念
産研テクノサロン・スペシャル

未来を担う産業科学の躍進を目指して




日時: 2014年11月7日(金) 15:00~19:00
場所: 千里ライフサイエンスセンター(千里中央)  LinkIconアクセス

       (〒560-0082 大阪府豊中市新千里東町1-4-2)

【プログラム】
《講演会》 15:00-17:30  会場:サイエンスホール

15:00-15:10  開会挨拶
                 大阪大学 産業科学研究所 副所長 吉田陽一
15:10-15:40  記念講演①
        日本の科学技術イノベーション戦略
                 総合科学技術・イノベーション会議 議員 久間 和生
15:40-16:10  記念講演②
        未来を変える原動力:イノベーションへの期待
                 伊藤忠商事株式会社 取締役会長 小林 栄三
16:10-16:30   休憩(20分)
16:30-17:00  記念講演③
        産学連携施策の新たな展開について
                 経済産業省産業技術環境局 大学連携推進室長 宮本 岩男
17:00-17:30  記念講演④
        産研のあゆみと展望
                 大阪大学 産業科学研究所 所長 八木 康史


_《交流会》 17:40-19:00  会場: 千里ルームA

【チラシ】

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【参加申し込み】

LinkIcon参加申込書 

【連絡先・事務局】

大阪大学産業科学研究所 産学連携室
TEL:06-6879-8448
E-mail : air-office@sanken.osaka-u.ac.jp
URL: http://www.sanken.osaka-u.ac.jp/labs/air/techno_salon/techno_salon.html


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【講演概要】

記念講演①「日本の科学技術イノベーション戦略」

[講演者] 久間 和生 内閣府 総合科学技術・イノベーション会議議員

 科学技術イノベーションは、「この国の未来のかたち」を決める鍵であり、我が国が直面する課題を乗り越えるための切り札となる。総合科学技術・イノベーション会議では、司令塔機能を発揮し、政府全体の科学技術関係予算の主導、戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)及び革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)の創設など、実効ある科学技術イノベーション政策を強力に推進してきた。
 講演では、科学技術イノベーション総合戦略2014の概要や「世界で最もイノベーションに適した国」づくりに向けたイノベーション創出のための環境整備など、日本の科学技術イノベーション戦略を説明する。


記念講演②「未来を変える原動力:イノベーションへの期待」

[講演者] 小林 栄三 伊藤忠商事株式会社 取締役会長


 産業構造の変革や新たなビジネスモデルを生み出すといったイノベーションが新たな経済成長の原動力として求められています。科学技術が産業界に出口を求め、広く利用されていく過程では、それぞれの国、地域、大学ごとに、特徴や周辺環境が異なり、そのプロセスも異なります。海外での事例なども紹介しながら、産学連携の活性化やその為の人材育成など、現状と今後の課題について考えてみたいと思います。



記念講演③「産学連携施策の新たな展開について」

[講演者] 宮本 岩男 経済産業省産業技術環境局 大学連携推進室長


 我が国における産学連携施策は、第1フェーズであるTLO、産学連携本部の立ち上げ支援等による体制整備から、それらの体制をより効果的・効率的に運用していくためのサポートを行う第2フェーズに入ってきている。こうした中、各大学における産学連携の仕組みがどのように機能しているかについての分析概要について御紹介させていただく。




記念講演④「産研のあゆみと展望」

[講演者] 八木 康史 大阪大学 産業科学研究所 所長


 創立75周年を迎える産業科学研究所は、この15年で大きな変革を遂げてきました。本講演では、産研の沿革、特にこの15年のあゆみを紹介するとともに、産業に生かす『出口を見据えた基礎研究』を推進する産研の近況、今後の展望について紹介します。




日時: 2014年8月1日(金) 13:30~18:30
場所: 大阪梅田 新・富国生命ビル4F まちラボ  LinkIconアクセス

       (〒530-0018大阪府大阪市北区小松原町2番4号)

テーマ: 大学教授が語る未来を開く新科学技術

【プログラム】

13:30-13:35  開会挨拶
                大阪大学 産業科学所 産学連携室
13:35-14:15  光と電子スピンをつなぐ量子ナノデバイスと量子情報技術への展開
                大阪大学 産業科学研究所 量子システム創成研究分野 教授 大岩 顕

14:15-14:55  次世代社会基盤を支える有機センサシステムの開発

        ~実世界のあらゆるものをネットに繋ぐ次世代インターフェースの実現を目指して~
                大阪大学 産業科学研究所 先進電子デバイス研究分野 教授 関谷 毅

14:55-15:10   休憩(15分)

15:10-15:50  人間の声を聞き取って対話するロボットを目指して
                大阪大学 産業科学研究所 知識科学研究分野 教授 駒谷 和範

15:50-16:30  ここまで拡がるナノスケール低次元構造制御した材料の機能
                大阪大学 産業科学研究所 先端ハード材料研究分野 教授 関野 徹

16:30-16:50  産学官民で進めるモノつくり支援と協調可能なCSR活動
                富国生命保険相互会社 不動産部 副部長 川口 学

17:00-18:30  親睦交流会 (まちラボ内)

【チラシ】

LinkIcon第72回産研テクノサロン.pdf

【参加申し込み】

LinkIcon参加申込書72th

【連絡先・事務局】

大阪大学産業科学研究所 産学連携室
TEL:06-6879-8448
E-mail : air-office@sanken.osaka-u.ac.jp
URL: http://www.sanken.osaka-u.ac.jp/labs/air/techno_salon/techno_salon.html


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【講演概要】

光と電子スピンをつなぐ量子ナノデバイスと量子情報技術への展開
                大阪大学 産業科学研究所 量子システム創成研究分野 教授 大岩 顕

近年の微細加工技術の進歩により、固体ナノデバイスでは、基礎研究レベルですが、従来は困難であった量子効果の観測やその制御など革新的な機能が次々と実現されています。このように量子力学に基づくデバイスや通信技術には、21世紀の高度情報化社会を支える、より大容量かつ安全でさらに低消費電力な全く新しい情報通信技術をもたらす可能性があります。講演では、量子デバイスの出口の一つとして量子情報処理を挙げ、電子スピンを使った量子計算の現状や、長距離量子通信のための電子スピンと光の量子インターフェースに関する講演者の研究を紹介します。

次世代社会基盤を支える有機センサシステムの開発
~実世界のあらゆるものをネットに繋ぐ次世代インターフェースの実現を目指して~
                大阪大学 産業科学研究所 先進電子デバイス研究分野 教授 関谷 毅

新しいエレクトロニクスの潮流として日々発展を続ける分子性電子材料を用いた大面積フレキシブル有機エレクトロニクス・フォトニクスの開発と、これを用いた「社会的な課題の解決に貢献する“ソーシャルデバイス”」(次世代社会基盤を支えるセンサシステム)についてご紹介します。装着感のない“次世代ウェアラブルエレクトロニクス”技術を用いた新しい医療・福祉機器から、巨大インフラの常時モニタリングセンサまで、有機エレクトロニクスの特徴を活かした新しい応用と将来展望について紹介します。

人間の声を聞き取って対話するロボットを目指して
                大阪大学 産業科学研究所 知識科学研究分野 教授 駒谷 和範

近年、人型ロボットの運動能力や外観はかなり人間に近づきつつあります。このようなロボットと音声で対話したいという期待は高まっていますが、まだ人間のように賢く話せるロボットは実現できていません。ここでの問題のひとつに、正確な音声認識結果を得るのが難しいことがあります。本講演では、まず音声認識の概要について簡単に説明し、スマートフォン上の音声アプリケーション(Siriなど)と比較しながら、ロボットとの音声対話の難しさを説明します。続いてロボット対話で問題となる現象の解決を目指した研究成果を紹介します。

ここまで拡がるナノスケール低次元構造制御した材料の機能
                大阪大学 産業科学研究所 先端ハード材料研究分野 教授 関野 徹

今日の環境・エネルギー問題などの様々な課題を克服し持続的社会を構築するために、ひとつの材料に優れた複数の機能を担保させることが必要です。こうした多機能共生型材料を実現する手段として、ナノレベル構造と低次元性(異方性)の同時制御が有効であり、これを通じた革新的な社会基盤材料の創出を指向した研究を進めています。本講演ではこの中から、バルク中の1次元ナノネットワークを制御することで優れた力学機能と電気的機能の共生を実現したセラミックス基ナノ複合材料と、光触媒として有名な酸化チタンをナノサイズのチューブ(1次元)構造とした新規な材料の創製とその特異な物理光化学多機能性に基づく環境浄化やエネルギー創製、更には生体適合機能などについて概説します。

産学官民で進めるモノつくり支援と協調可能なCSR活動
                富国生命保険相互会社 不動産部 副部長 川口 学

企業であれ個人であれ、日本という寄って立つ基盤が存在するからこそ一定のルールの下で自由な活動を展開することができる。一方、グローバリズムが市民権を得る中で、日本という基盤に対する意識が希薄化しがちである。大きく社会構造が変化し、複合化する中で、日本の基盤を揺るがしかねない社会問題や課題が複雑に発生している。日本という基盤を守り、持続可能な社会を実現していくためには、企業、個人が社会問題や課題の解決に向け、自ずから参画し、スクラムを組み、叡智を結集しながら対処していく必要がある。そこにCSR活動の意味ないしは意義があると考えられる。大阪富国生命ビルで活動しているテラプロジェクト、智の木協会は密接に連携しており、CSR活動に参画する産学官民を融合するプラットフォームとしての機能を発揮している。こうした取り組みが広がることで、CSR活動がさらに深化し、活発化していくものと考える。

日時: 2014年5月9日(金) 13:30~18:30
場所: 大阪大学 産業科学研究所 インキュベーション棟 1F講義室 LinkIconアクセス

テーマ:産業科学の新たな展開-安全・安心を支える-

【プログラム】

13:30-13:35  開会挨拶
              大阪大学産業科学研究協会 理事長 山野 章

13:35-14:15  産業科学研究所の現状と展望/安全・安心を支える情報技術
              大阪大学 産業科学研究所  所長 八木 康史

14:15-14:55  エネルギーハーベスティングによるワイヤレスセンサーネットワークシステムの開発
              (株)竹中工務店 エンジニアリング本部 製造・物流施設本部 課長 山中 一克

14:55-15:10   休憩(15分)

15:10-15:50  機能安全の考え方と規格への適合について
              元東京海洋大学教授  
              (株)日本環境認証機構 新規事業部 機能安全担当部長 佐藤 吉信

15:50-16:10  センサーネットワークの活用
              大阪大学 産業科学研究所 助教 福井 健一

16:10-16:30  安全・安心な実験室の構築
              三進金属工業(株) 学究設備事業部 事業部長 森脇 健夫

16:30-17:10  見学会
             安全対策実験室(三進金属研究室)
             知能アーキテクチャ研究分野(沼尾研究室)

17:20-18:30  親睦交流会 (別会場:楠本会館1F)

【チラシ】

LinkIcon第71回産研テクノサロン.pdf

【参加申し込み】

LinkIcon参加申込書71th

【連絡先・事務局】

大阪大学産業科学研究所 産学連携室
TEL:06-6879-8448
E-mail : air-office@sanken.osaka-u.ac.jp
URL: http://www.sanken.osaka-u.ac.jp/labs/air/techno_salon/techno_salon.html

【講演概要】
産業科学研究所の現状と展望/安全・安心を支える情報技術
              大阪大学 産業科学研究所  所長 八木 康史

産業科学研究所は、新たな産業創成の源泉となる基礎科学を極め、その成果に立脚して応用科学を展開することを目的に、材料、情報、生体の3領域の研究とナノテクノロジー・ナノサイエンス分野の研究を推進する総合理工学型研究所です。本講演では、当研究所における産学連携の取り組みについて、全体概要を報告する。また、安全・安心に係る情報技術についても、最近の成果を紹介する。

エネルギーハーベスティングによるワイヤレスセンサーネットワークシステムの開発
              (株)竹中工務店 エンジニアリング本部 製造・物流施設本部 課長 山中 一克

 近年、センサーネットワークに対する期待が高まる一方で、膨大な数のセンサーへいかに電源を供給するかが、クローズアップされています。これに対応する技術として、振動、光、熱、電磁波などの未利用のエネルギーを電力に変換するエネルギーハーベスティング技術が注目を集めています。
 今回の講演では、人の歩行や設備機器などによって建物内で日常的に発生している微小かつランダムな環境振動のエネルギーを電力変換し、センサー電源として活用して建物内の環境をオートモニタリングするワイヤレスセンサーネットワークシステムについて紹介します。

機能安全の考え方と規格への適合について
              元東京海洋大学教授  
              (株)日本環境認証機構 新規事業部 機能安全担当部長 佐藤 吉信

 機能安全規格(IEC 61508、JIS C 0508)は、電気・電子・プログラマブル電子システムを用いて機能安全を達成するために、当該システムの概念・構想フェーズから、リスクアセスメント、設計・開発、製造、設置、運用、そして使用終了までの全ライフサイクルのそれぞれのフェーズにおける要求事項を規定しています。まず、本規格開発の背景及び規格の基本的フレームワークについて解説します。また、近年、この基本安全規格に基づいて、自動車電子制御(ISO 26262)、プロセス産業の安全計装、産業機械類、鉄道、原子力、パーソナルケアロボットなどの機能安全に関する多様な分野及び製品規格等が開発・発行されています。これらの規格への適合条件について解説します。

センサーネットワークの活用
              大阪大学 産業科学研究所 助教 福井 健一

 生活環境中に配置されたプライバシーに配慮した単純なセンサーから、人々の行動パターンを学習し移動場所を予測するモデルの構築を試みました。行動パターンには、毎週決まった会議や仕事時間帯など社会的な活動に由来する群衆としての周期的な行動パターンと、個人に特有の非周期的な行動パターンの2種類が考えられます。本研究では、周期性に基づく方法の予測限界について議論し、非周期的な行動パターンと併せた学習モデルを提案します。実験では、研究室環境に設置した赤外線センサーや磁気センサーによる日常活動における人の検出系列から、本手法により予測精度が向上することを示します。

安全・安心な実験室の構築
              三進金属工業(株) 学究設備事業部 事業部長 森脇 健夫

 安全で快適、加えて機能的な実験室であるために求められる要素には、1)実験作業関係要素、2)実験者への健康と安全への配慮要素、3)設備のフレキシビリティへの要素があります。これらの検証的実現化をメインテーマとし、それぞれに具体的手段を持って実施・検証を進めています。最大の課題である、耐震性と設備のフレキシビリティについては、画期的とも言える六面体一体構造の「フレームシステム」を考案し、採用しました。2年経過後の現在、多方面にて大いに話題となり、まさに大阪大学発の「化学系実験室安全モデル」の一翼を担わんとする意気込みで取り組んでおり、その概要を紹介します。