第88回(平成30年度第2回)産研テクノサロン
画像認識テクノロジー

日時: 2018年8月3日(金) 13:30~18:30  
会場: 大阪・梅田 富国生命ビル4F まちラボ A        アクセス

         【住所】 〒530-0018 大阪市北区小松原町2-4   

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【プログラム】

13:30-13:40  開会挨拶
               大阪大学 産業科学研究所
<講演> 13:40-17:20
13:40-14:25  歩行映像からの人物認証・人物鑑定

               大阪大学 産業科学研究所 准教授 村松 大吾

 人の歩き方により個人を認識する技術である歩容認証は、当該人物から離れた場所に設置されたセンサで取得されるデータから人物を特定できる可能性があり、防犯カメラ映像解析による犯罪捜査において活用が期待されている。しかしながら実際に解析対象となる人物は、歩く方向や荷物所持状況が様々であり、また隠蔽なども生じるため、これらへの対応が課題となる。本講演では、我々研究グループのこれらの課題への取り組みを紹介する。

14:25-15:10  読唇技術: 音声不要のサイレント音声認識

               九州工業大学大学院 情報工学研究院 准教授 齊藤 剛史

 サイレント音声認識は、音声情報を用いずに発話内容を認識することであり、非可聴つぶやきマイクロフォン、カラー画像、距離画像、表面筋電信号、脳波など様々なアプローチが提案されている。本講演では、これらの中で、無発声で利用可能であり、騒音の影響を受けない、喉頭摘出でも利用可能、非接触で撮影可能、機器が安価などの多くの利点をもつ、視覚情報より発話内容を推定する読唇技術について紹介する。

15:10-15:30 休 憩(20分)

15:30-16:15  車載カメラを用いた自己位置推定と地図構築

               名古屋大学大学院 情報科学研究科 准教授 出口 大輔

 近年、自動運転車両や高度運転支援システムの研究開発が盛んであり、その中でも車載カメラを用いた周囲環境理解技術は大きな注目を集めている。自動運転等の応用を考えた場合、正確な自車位置の把握は欠くことのできない最も重要機能の一つである。本講演では、車載カメラを用いた自己位置推定に焦点を当て、車の特徴を活かした系列間照合によって位置推定を高精度に行う手法やそれらの地図構築への応用について紹介する。

16:15-17:00 
3次元物体認識の最新事例:
        生産・物流・生活支援のためのロボットビジョン最前線

               中京大学 工学部 機械システム工学科 教授 橋本 学

 3次元物体認識は、生産現場はもとより、配送センターや家庭用ロボットにいたるさまざまな分野で期待されている。本講演では、Amazon国際ロボット大会やWRS(World Robot Summit)プレ大会に投入した技術など、実用的な物体認識技術を紹介する。また、ロボット制御に必要な情報を得るためのビジョン技術や、生活支援ロボットを想定した「機能属性」認識など、最新の研究事例を示しながら、今後のロボットビジョンを展望する。


<親睦交流会> 17:15-18:30
17:15-18:30  情報・意見交換会(会場:ルームF )


【フライヤーダウンロード】88_technosalon_flier.pdf



【参加申し込み】

  満席になりましたので、参加申し込みを終了させていただきました。


【参加費】

親睦交流会は 3000円/人※  ※産研テクノサロン会員は無料

【主催】 大阪大学 産業科学研究所 
【共催】 一般財団法人 大阪大学産業科学研究協会

【連絡・問合せ先】

大阪大学産業科学研究所 産学連携室
TEL:06-6879-8448
E-mail : air-office@sanken.osaka-u.ac.jp
URL: http://www.sanken.osaka-u.ac.jp/labs/air/

第87回(平成30年度第1回)産研テクノサロン
微生物のバイオテクノロジー

日時: 2018年5月11日(金) 13:30~18:30  

会場: 大阪・梅田 富国生命ビル4F まちラボ A  アクセス

        【住所】 〒530-0018 大阪市北区小松原町2-4

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【プログラム】

13:30-13:40 開会挨拶

               大阪大学 産業科学研究所 教授 菅沼 克昭
<講演>

13:40-14:20 微生物異物排出ポンプの異物を認識するからくり

               大阪大学 産業科学研究所 名誉教授・特任教授 山口 明人

 異物排出ポンプは細菌の多剤耐性の大きな原因の一つとして問題になっています。このポンプは、化学構造的に関連性のない非常に幅広い薬物・毒物を排出しますが、他方で、細菌にとって有用な物質は排出せず、阻害剤に対しても厳密な特異性を示します。私たちは世界に先駆けてグラム陰性菌多剤排出ポンプのX線結晶構造を決定し、幅広い基質を認識しつつ厳密な特異性をも示すこのポンプの特異な立体構造とその作動機構を解明してきました。

14:20-15:00 細菌情報伝達を標的とする抗生物質の開発

               大阪大学 産業科学研究所 招へい教授 内海 龍太郎

 抗生物質は病原細菌による感染症の治療になくてはならない薬剤であるが、各抗生物質に対する薬剤耐性細菌の出現や近年、腸内細菌叢(マイクロビオーム)に及ぶす2次的な健康被害が報告されている。我々は、これらの抗生物質の欠点を克服する薬剤として、細菌情報伝達に主要な役割を果たすヒスチジンキナーゼ(リン酸化酵素)阻害剤の開発を行ってきた。その結果、細菌情報伝達を阻害する3種の新規抗生物質(walkmycin, signermycin, waldiomycin)を見出した。本講演では、これらの新規抗生物質の作用と応用について述べる。

15:00-15:20  休 憩(20分)

15:20-16:00 細菌クオラムセンシングシグナル産生酵素標的とする阻害剤探索

               大阪医科大学 講師 石井 誠志

 細菌はクオラムセンシングと呼ばれる情報伝達経路を介して相互にコミュニケーションを取っています。この経路は、バイオフィルム形成をはじめ様々な病原因子の発現を制御している事から、難治性感染症に対する新たな創薬標的と考えられています。私達は、最近ハイスループットスクリーニングにより、ミュータンス菌(虫歯菌)のクオラムセンシングシグナル産生酵素を阻害する低分子化合物を見出したので紹介させて頂きます。

16:00-16:40 次世代新規抗生物質の探索 “微生物その魅力と可能性”

               微生物化学研究所 部長 五十嵐 雅之

 近年、薬剤耐性(AMR)は世界の公衆衛生や世界経済に対する大きな驚異として捉えられるようになり、WHOは国際社会にワンヘルス・アプローチに基づく世界的な取り組みの必要性を訴えている。しかしながら、抗微生物薬の創薬に関しては多くの企業がすでに研究開発から撤退しており、新規抗菌薬のパイプラインが枯渇してきているのが現状である。この理由の一つに創薬ターゲットや新規骨格の探索が難しいことが挙げられている。世界がAMR問題に直面した今日、新規構造や新しい作用機序が期待される天然物の魅力と可能性が再認識されており、天然物創薬に寄せられる期待は増加している。本講演では、微生物化学研究所で進められている天然物創薬の取り組みについて紹介する。


<親睦交流会>

17:10-18:30 情報・意見交換 (会場:ルームF )



【フライヤー】 第87回産研テクノサロン.pdf

*プログラムは都合により、時間、内容に変更が生じる場合があります。

【参加費】

親睦交流会は 3000円/人※  ※産研テクノサロン会員は無料


【主催】 大阪大学 産業科学研究所 

【共催】 一般財団法人 大阪大学産業科学研究協会

【連絡・問合せ先】