EN
SANKEN

研究成果

年度
半導体式ガスセンサのデバイス構造を一新 ―複数のガス種を同じ材料で検出。混合ガスセンサへの応用と実用化に期待―
研究成果のポイント・2次元(2D)のグラフェンと、酸化物ナノ構造材料の3次元(3D)ネットワークを組み合わせたハイブリッドガスセンサを作ることで、同一ガス種に対して、まったく異なる信号の検出に成功 ・ ...
―窒素と水から常温・常圧でアンモニアを合成するための第一歩― 水の添加により電気化学的窒素―アンモニア変換効率が向上!
お読みいただく前に アンモニアの主な合成プロセスであるハーバーボッシュ法※1は、極めてエネルギー消費の大きなプロセスであることが知られています。そこで、常温・常圧でアンモニアを合成するプロセスの検討が ...
無機ナノファイバーに金属原子を挿入する技術を開発 〜次世代のエレクトロニクス応用に期待〜
東京都立大学 理学研究科物理学専攻の夏井隆佑(大学院生)、清水宏(大学院生)、中西勇介助教、島村燿人(学部生)、遠藤尚彦(研究員)、宮田耕充准教授、産業技術総合研究所 材料・化学領域 極限機能材料研究 ...
六方晶窒化ホウ素の大面積合成とグラフェン集積デバイスを実現 大きな絶縁性二次元材料で半導体産業の未来へ貢献
研究成果のポイント・グラフェンを始めとする原子の厚みしかもたない薄いシートが次世代半導体として大きな注目を集めているが、大面積の絶縁性二次元材料が必要とされていた。 ・本研究では六方晶窒化ホウ素と呼ば ...
米・ラスべガスで開催される世界最大級の見本市 「CES2023」への出展について
 このたび、2023年1月5日(木)~8日(日)に開催される、「CES2023」に出展いたします。 CESとは、毎年1月にアメリカ・ラスベガスにて開催される、最先端技術を用いる世界中の企業や研究機関が ...
蛍光センサーINCIDERを新開発 ~生きた細胞の細胞接着タンパク質N-cadherin間の相互作用を可視化~
研究成果のポイント・生きた細胞の細胞接着タンパク質N-cadherin間の相互作用を可視化する蛍光センサーINCIDERを開発した。 ・これまでのセンサーでは困難であった細胞間N-cadherin相互 ...
半導体量子ビット2次元配列の高精度制御設計手法を開発 ~半導体量子コンピュータの実現に向けて~
研究成果のポイント・半導体量子コンピュータ※1の実現に向けて、量子ドット※22次元配列における電子スピン※3制御の実現が必要。 ・スピン制御用の微小磁石について、2行2列量子ドット配列用の設計手法を新 ...
13年ぶりに更新!世界最短波長蛍光タンパク質「Sumire」の開発に成功 ―生体内環境変化の因果関係を解明するための新技術―
研究成果のポイント・世界最短波長の蛍光タンパク質Sumireを開発 ・細胞内における複数因子の同時測定が容易に概要 大阪大学産業科学研究所の永井健治教授と杉浦一徳特任研究員(常勤)はこれまで発表された ...
ー薬剤耐性菌パンデミックの回避に向けた新薬開発へー 細菌の薬剤排出ポンプにおける阻害剤結合部位の特性を解明
研究成果のポイント・細菌の薬剤排出ポンプ※1における、阻害剤※2結合部位の空間的な特性を解明 ・タンパク質の構造解析だけでなく、多数の変異型ポンプの構築によって解析可能に ・薬剤耐性菌※3パンデミック ...
木材由来のナノ繊維で「自然な不均質さ」を再現する新技術 -生体模倣から抗ウイルス性成型品の製造まで幅広い応用に期待-
研究成果のポイント・木材由来のナノ繊維を任意の配向状態で連続的に積層・固定することに成功 ・既存の構造制御技術よりも簡便且つ自由度が高く、自在な階層構造が実現可能 ・生体模倣、ナノ繊維100%の成型品 ...
肌に優しい多機能・高性能な生体ドライ電極技術 ―伸縮性・透明性・信号の質を高める新材料で、薄膜センサシート量産・実用化へ前進―
研究成果のポイント・高分子ネットワーク制御により多機能・高性能な生体ドライ電極※1を開発し、人肌のような"柔軟性"や目に見えない"透明性"をもつ薄膜センサシートを実現。 ・従来の生体ドライ電極では、装 ...
世界最高レベルの発電性能を持った マルチナノポア発電素子
研究成果のポイント・半導体加工技術によりナノポア※1の構造と配置をナノスケールで制御。 ・逆電気透析発電※2において最適なマルチナノポア素子構造を明らかにし、世界最高レベルの発電性能を達成。 ・産業応 ...
DNAの検出感度を数十倍上げる ナノポアセンサー
研究成果のポイント・ナノポア※1の片側に有機溶媒を混ぜてDNAの1分子検出を実施 ・ナノポア付近の非対称な液体誘電率分布によってDNAのイオン電流※2信号が数十倍増強されることを発見 ・今後の固体ナノ ...
無機ナノチューブの簡便な単層合成法を開発 〜高効率な太陽電池や高活性な触媒などの開発への貢献が期待〜
概要 東京都立大学大学院理学研究科物理学専攻の古澤慎平(大学院生)、中西勇介助教、蓬田陽平助教、田中拓光(学部生)、柳和宏教授、宮田耕充准教授、産業技術総合研究所ナノ材料研究部門の佐藤雄太主任研究員、 ...
最小要素のチップレット集積技術を開発 -広帯域接続と集積規模のスケーラビリティを実現-
要点・広帯域チップ間接続性能と集積規模拡大に優れたチップレット集積技術を開発・微細な"MicroPillar"を用いたシリコン・ブリッジ接続構造と"All Chip-last"と呼ぶ製造プロセスによる ...
新炭素材料グラフェンを用いて新型コロナウイルス検出に成功 ―家庭での簡便な検査に道―
研究成果のポイント・超高感度特性を有するグラフェン※1 FET※2を用いて、唾液から新型コロナウイルスの検出に成功しました。家庭での簡便な新型コロナウイルス検査に向けて道筋をつけました。・従来の簡便な ...
室温で異方性ホール効果を示す新物質の発見 -世界で初めて2次元/1次元ハイブリッド超格子を実現-
お読みいただく前に 今回の研究成果は、物質の構造についてのお話です。 原子が格子状に規則正しく並んだ物質を、とくに結晶とよびます。2種類以上の結晶格子が、これまた規則的に並ぶと、"結晶格子の格子"がで ...
DNA/RNA中の電子移動速度を1分子測定 ―PCRを必要としない、1本のDNA/RNAを1分子検出・診断する新技術―
研究成果のポイント・DNA中の電子移動速度を1分子測定・電子移動速度の違いから、病理標本上でmRNA中の点変異を1分子診断・DNA/RNAの1分子検出・診断が可能に概要 大阪大学産業科学研究所の川井清 ...
微細化ゆえの「先端半導体」に起こる問題の解決へ。新めっき技術によるナノスケール欠陥抑制効果を初めて確認 ―先端半導体の信頼性向上への貢献を期待―
研究成果のポイント・薄膜制御及び結晶連続成長が可能な新規の無電解銅めっき技術を適用した先端半導体サブストレートを試作。ビア※1底界面のナノボイド※2発生メカニズムを考察しつつ、透過電子顕微鏡によるナノ ...
細胞内の温度を1ミリ秒以下の分解能で計測可能な高速応答蛍光タンパク質温度センサーB-gTEMP
研究成果のポイント・従来の蛍光タンパク質温度センサーに比べて、温度変化に対して40倍以上の応答速度を有する、高速応答性蛍光タンパク質温度センサー"B-gTEMP"を開発した。・1細胞内の温度分布を1ミ ...
腸管で多くの水素を発生するシリコン製剤潰瘍性大腸炎の腸と脳を標的とする新薬開発に向けて
発表のポイント・シリコン製剤投与マウス腸管で、水素が多く発生していることを発見・マウスを用いた動物実験でシリコン製剤が潰瘍性大腸炎の症状を改善することを発見・原因不明の難治性疾患である潰瘍性大腸炎の悪 ...
光電子運動量顕微鏡で明らかにしたグラファイト原子1層のステップ構造
発表のポイント・グラファイトの結晶は炭素のハチの巣状の原子層が積み重なる構造を持つ。表面を層に平行にへき開切断すると、奇数層目と偶数層目とで、それぞれ鏡面に映した関係の3回対称の構造が表面に現れる。し ...
銀膜接合技術の開発で マイクロバンプの銅接合を実現! ―先端半導体の高性能化・小型化への貢献を期待―
研究成果のポイント・銅接合可能な銀膜接合技術を開発・マイクロバンプは、チップのI/O端子の高密度化に応えるための技術だが、高温・高加圧の厳しい条件が必要だった。今回、低温・低加圧・大気圧下での接合が可 ...
大阪大学産業科学研究所と凸版印刷、「リアルタイムAI技術」に関する共同研究を開始 スマートファクトリーの実現や、生体データを活用した新事業の創出に向け 「リアルタイムAI技術」によるデータ解析/将来予測に関する研究を推進
 大阪大学産業科学研究所(所在地:大阪府吹田市、以下:産業科学研究所)と、凸版印刷株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:麿 秀晴、以下 凸版印刷)は、「リアルタイムAI技術」の社会実装に向けた ...
貼り付けるだけ!柔らかく伸びる光センサシートを開発 多様な環境の水質を高度に可視化
要点○ サンプル非採取、ラベルフリー、かつ外部光源不要なシート型非破壊液質計測手法を確立○ 高感度・広帯域な光センサを搭載したストレッチャブルシートデバイスにより、多種形状の配管への貼り付けを実現○  ...
木材由来、電気特性と3D構造を カスタマイズできるナノ半導体を創出―持続可能なエレクトロニクスの実現に道―
研究成果のポイント・木材由来、電気絶縁性のナノセルロースをナノ半導体に変換することに成功・目的や用途に応じて、電気特性と3D構造を広範かつ系統的にカスタマイズ可能。ウェアラブルセンサやバイオ燃料電池発 ...
新型量子ドットを開発 光子―スピン量子インターフェースで変換効率を3倍に ―カナダ国立研究機構との国際共同研究―
研究成果のポイント ・光子※1から電子スピン※2へ量子情報を変換する量子インターフェース※3(ポアンカレインターフェース)の光子―電子変換効率を増大させる ...