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研究成果

年度
第二回 産研・工学研究科 定例記者発表を開催
  2024年2月27日(火)大阪大学中之島センターにて、本学大学院工学研究科(以下、工学研究科)と合同で、定例記者発表を行いました。 本定例記者発表は、2か月に1回のペースでの定期開催を予 ...
\誤り耐性量子コンピュータ開発を加速!/ 安定量子演算に対するショートカット法を実現 量子訂正技術などの複合量子回路に不可欠な要素に貢献
 研究成果のポイント・量子ビット情報を確実に操作する安定量子演算において、通念的な最適化手法を破る高速化法(ショートカット法)を実証 ・確実な操作のためには、定めた軌道に従いゆっくりと操作す ...
世界初、グラフェンなどの二次元材料テープを開発 二次元材料を高効率、簡単に転写可能な技術で次世代半導体の開発に貢献
 研究成果のポイント・グラフェンや遷移金属ダイカルコゲナイドなどの原子厚みの二次元材料が大きな期待を集めているが、成長基板からシリコンやフレキシブル基板などへの「転写」が難しかった。・二次元 ...
グラフェン層間に2層アルカリ金属の最密配列を発見ー電池容量を増大させる可能性を示唆ー
研究成果のポイント・グラフェン層間におけるアルカリ金属の2層構造を発見・グラフェン層間のアルカリ金属は、グラファイト表面の層間に特有の拡張性により最密充填される・電気自動車や通信機器に向けた2層〜少数 ...
薄くて柔らかいシート型光センサが拓く"やさしい光分析技術" ―簡易な "非採取"液質評価や"非接触"イメージングへ―
研究成果のポイント・測定対象物を傷つけない"薄くて柔らかい"シート型光センサを開発し、光だけでなく熱や分子などに関連する電磁波(光)を"簡便に"検知・イメージングできる無線計測システムを実現・カーボン ...
太陽光と酸素から過酸を生成 ―無公害で無尽蔵な太陽エネルギーを利用する精密有機合成―
研究成果のポイント・アルデヒド化合物を原料に太陽光と酸素から過酸※1を合成することに世界で初めて成功・反応速度論と数理モデル※2解析から、従来法の問題である過剰酸化反応機構の詳細を解明・廃棄物を排出し ...
心理社会ストレスによる症状発現の個体差が生じる脳内メカニズムを解明
研究成果の概要 名古屋市立大学大学院医学研究科統合解剖学分野・京都大学大学院医学研究科メディカルイノベーションセンターの内田周作准教授、京都大学大学院医学研究科精神医学・村井俊哉教授、同・大石直也特定 ...
実験・計算・AIを融合した多結晶材料情報学による マクロからナノへの材料解析手法を構築 ~複雑な多結晶の学理深化と革新材料創成の幕開け~
研究成果のポイント・多結晶※1材料の画像データにAIを適用して仮想空間に3次元モデルを作成・3次元モデルを利用して材料性能を低下させる転位クラスター※2の発生領域を特定・電子顕微鏡観察により転位発生源 ...
地産品の最適な保存方法確立に向けた研究成果報告および 鮮度保持コンサルティングサービスの開始 ~地産品に応じた保存レシピのコンサルティングにより生鮮品流通の課題を解決、 コールドチェーンの価値向上を実現~
概要 大阪大学 産業科学研究所(以下、大阪大学)と東日本電信電話株式会社(以下、NTT 東日本)、株式会社NTTアグリテクノロジー(以下、NTTアグリテクノロジー)は、2022年12月より、地産品の最 ...
産研・工学研究科 定例記者発表を開始
 2023年12月4日(月)大阪大学中之島センターにて、本学大学院工学研究科(以下、工学研究科)と合同で、定例記者発表を開始しました。 この定例記者発表は、大阪大学の中でも特定の分野に縛られること ...
イオンの流れで温冷自在の新技術 ~モバイル端末の温調シートモジュールや発電技術への応用展開に期待~
研究成果のポイント・半導体加工技術により極小のナノポア※1を作製。・イオン流に伴うジュール発熱※2とペルチェ効果※3によってナノポアの温度が外部電圧で自在に制御可能であることを実証。・スマートフォン等 ...
セルロースナノファイバーを用いた新しいエクソソーム捕捉ツール「EVシート」を開発 ― 生体内におけるエクソソームの空間解析とがん医療応用に期待 ―
研究成果のポイント・全く新しい手法でエクソソーム※1を捕捉かつ保存する革新的ツール「EVシート」を開発・木材由来の新素材セルロースナノファイバー※2によるがん医療応用の可能性を示唆・臓器に直接貼り付け ...
AIナノポアにより変異型新型コロナウイルスを 高感度・高特異度に検査
研究成果のポイント・変異型新型コロナウイルスの高感度・高特異度な検査を実証・これまで変異型新型コロナウイルスの迅速で高感度・高特異度な検査は困難だったが、AIナノポアによる計測・解析で可能に・変異型新 ...
「ばらまけるセンサ」実現へ。 「土に還る」土壌含水率センサを実証!
研究成果のポイント・環境に配慮した材料(紙、天然ワックス、錫(すず)、炭、他)のみを用いた土壌含水率センサ及びセンシング※1システムの開発に成功・石油由来の非分解性プラスチックや有害金属が多用される既 ...
レンズレスカメラの革新!多様な距離にある被写体を一度にはっきり撮影 ―放射状符号化マスクを利用した光学設計による新技術―
研究成果のポイント・異なる距離にある被写体を一度の処理で鮮明に映し出すことができる、被写界深度の深い新型のレンズレスカメラを開発しました・従来のレンズレスカメラにおいては、点像分布関数が被写体の距離に ...
組成・構造の多彩な無機ナノチューブの合成技術を世界に先駆けて開発 〜高効率な太陽電池への応用展開に期待〜
研究成果のポイント・絶縁体テンプレートであるBNナノチューブの外壁や内部空間で5種類の組成をもつ遷移金属ダイカルコゲナイド(TMD)の単層ナノチューブの合成に成功。・電子顕微鏡で一本一本を直接観察する ...
トラウマ記憶はどのようにして脳内に作られるのか 〜光と機械学習で脳神経細胞ネットワークレベルの変化を初めて解明〜
研究成果のポイント・恐怖を感じているマウスの脳内にて、トラウマ記憶に関わる脳部位「前頭前野」を対象に、大規模な神経細胞集団の活動を長期的に記録する手法を開発・機械学習による新解析法により大規模神経活動 ...
中性子結晶構造解析によって酵素ラジカル反応中間体の詳細構造を初めて解明―酵素を効率的に働かせるための"手品のタネ明かし"―
研究成果のポイント・酵素反応で生じるラジカル中間体の中性子結晶構造解析に世界に先駆けて成功・水素原子の精確な位置情報をもとに、酵素が常温常圧で効率的に機能するための仕組みの一端を解明・ラジカル中間体を ...
トポロジー✕機械学習で拓く物性シミュレーション ――カタチからエネルギーをズバリと当てる新技術――
研究成果のポイント・複雑なアモルファス構造の持つエネルギーを、トポロジカルデータ解析とシンプルな機械学習モデルの組み合わせで高精度に予測できることを発見した。・アモルファス構造を特徴づける原子の繋がり ...
量子コンピュータで1分子識別に成功 ―ゲノム解析を超高速化する第一歩―
研究成果のポイント・量子コンピュータ※1を用いて、1分子計測データからピンポイントで分子の場所を見つけられる1分子識別に成功・これまで1分子計測データと量子コンピュータを結びつける方法はなかったが、1 ...
2次元的な配筋状態を非破壊で可視化 ―コンクリート埋設鉄筋の点検時間を従来比30分の1以下に短縮―
概要 大阪大学産業科学研究所 千葉大地 教授らの研究グループは、NEDOの「官民による若手研究者発掘支援事業(若サポ)」(以下、本事業)のマッチングサポートフェーズで、独自に開発してきた永久磁石法を発 ...
コンパクトなセルロースナノファイバー(CNF)パウダーを開発 ―水に混ぜると、無色透明で 液だれしない液体になる―
研究成果のポイント・開発したCNFパウダーは、固形分100%なので、コンパクトに運搬・保管できる。・CNFパウダーを混ぜた液体は、無色透明で、霧吹きしても液だれしない。・化粧品やサニタリー用品の増粘剤 ...
テラヘルツ光を照射しただけで強靭なセラミックスが一瞬で粉々に!
研究成果のポイント・強靭なセラミックスにある特定の周波数のテラヘルツ波を照射すると、一瞬にして破砕することを発見しました。・これはセラミックスの強靭性を引き出す相変態をテラヘルツ波照射で最大限に誘起さ ...
紙製の電子皮膚を開発 ―人にも環境にも優しい生体シグナル計測を実現―
研究成果のポイント・木材由来のセルロースナノファイバー紙(ナノペーパー)を用いて、脳波、心電、筋電などの微小な生体シグナルを無線計測できる電子皮膚(e-skin)を開発 ・ナノペーパー内に多孔質ナノ構 ...