7月9日、四天王寺高等学校の女子生徒たちが産研を見学に訪れました。今回の見学会では、南谷英美教授による特別講義や複数の研究室見学が行われ、参加した生徒たちは多くの貴重な体験をしました。
南谷英美教授は四天王寺高等学校の卒業生です。母校の後輩たちに向けて、研究の魅力や進路選択のポイント、大学や大学院での学びについて詳しく説明され、生徒たちは真剣な表情で耳を傾け、積極的に質問を行うなど、非常に熱心な姿勢を見せていました。
講義の後、生徒たちは南谷研究室、千葉研究室、末永研究室を見学しました。それぞれの研究室では、最新の研究内容や実験設備について詳しく紹介されました。
千葉研究室では、小山知弘准教授より磁石に関する最先端の研究、その研究をするための実験装置の紹介がありました。
末永研究室では、電子顕微鏡の仕組みについて学ぶ機会がありました。岩清水千咲助教のミニ講座の後、生徒たちは実際に電子顕微鏡を見学し、操作体験も行いました。初めて見る精密な装置に驚きつつも、操作を楽しむ姿が印象的でした。
生徒たちは研究の現場を直に体験し、研究者としてのキャリアについて深く学ぶことができました。特に、母校の先輩である南谷教授の講義は生徒たちにとって大きな刺激となったと思います。これからも、こうした機会を提供し、未来の研究者育成に貢献していきたいと考えています。
南谷教授による講義の様子
千葉研究室(小山准教授の説明)
末永研究室(岩清水助教によるミニ講座)
末永研究室(電子顕微鏡の操作体験)