国際共同研究センターは、国際交流における持続的な人材交流と国際共同研究を推進するために、平成21年4月に産研内に設置されたセンターである。本センターは、国際交流を行う大学・研究機関等との間に設立した複数の連携研究ラボ群から構成されている。現在、10件の連携研究ラボが下記の内容で設置されており、今後、更に連携研究ラボ数を増やしていく予定である。

ICT連携研究ラボ（連携相手：中国 北京大学情報科学技術学院、ラボ長：八木教授）
連携テーマ：3次元復元と距離計測、画像のセグメンテーションと物体検出、人運動解析と人物認識

ICT連携研究ラボ（連携相手：フィリピン デ・ラ・サール大学コンピュータ科学部、ラボ長：沼尾教授）
連携テーマ：共感計算(Empathic Computing)、生体計測等の各種センサを用いたユーザのモデル化、適応インタフェースと機械学習

SOC連携研究ラボ（連携相手：ドイツ ビーレフェルト大学化学科、ラボ長：笹井教授）
連携テーマ：有機合成化学と生物有機化学に関連する研究

SOC連携研究ラボ（連携相手：ドイツ アーヘン工科大学有機化学研究所、ラボ長：笹井教授）
連携テーマ：有機合成化学に関連する研究

KAERI−QBS連携研究ラボ（連携相手：韓国 韓国原子力研究所/高度放射線技術研究所、ラボ長：吉田教授）
連携テーマ：量子ビーム科学に関する研究

ICT連携研究ラボ（連携相手：タイ チュラロンコン大学工学部コンピュータ工学科、ラボ長：沼尾教授）
連携テーマ：機械学習

グローバルエコマテリアル連携研究ラボ（連携相手：韓国 鮮文大学校工学部、ラボ長：関野教授）
連携テーマ：環境・エネルギー材料システムの創出

CTMD連携研究ラボ（連携相手：スウェーデン ウプサラ大学物理天文学科、ラボ長：小口教授）
連携テーマ：理論・計算物質設計

MID連携研究ラボ（連携相手：香港 香港大学生物科学学院、ラボ長：西野教授）
連携テーマ：微生物感染症と多剤耐性菌克服に関する研究

Fraunhofer IISB連携研究ラボ（連携相手：ドイツ フラウンホーファー集積システム・デバイス技術研究所IISB、ラボ長：菅沼教授）
連携テーマ：次世代パワーエレクトロニクスのための小型パッケージングとその信頼性に関する研究

AAU 連携研究ラボ（連携相手：オールボー大学工学部（デンマーク）、ラボ長：菅沼教授）
連携テーマ：風力電気エネルギー変換用のパワーエレクトロニクスの組立とその信頼性に関する研究