研究紹介
光活性化細胞付着表面を用いた異種細胞の光パターニング技術と異種細胞ペア(緑:がん細胞、無:免疫細胞)の1細胞相互作用アッセイ
生体高分子や細胞を光応答性に変換する嵩高いケージング法とケージド毒性タンパク質の細胞内光制御およびケージド免疫細胞の貪食の光制御
データサイエンスの発展に伴い、生命システムに関わる大規模な情報が、ライフサイエンスや医療、産業に利活用されています。そこで、私達の研究室では、有機合成化学を使って、これまでに獲得できなかった未知の生命情報を得るための新しい分子システムを創り出すことを目的として研究を行っています。望みの機能を有する合成分子を創出して、標的とする生体分子や細胞を制御するシステムや可視化するシステム、効率良く生産するシステムを開発する研究に取り組み、生体分子や細胞を操作するための新しい学理の探究を行っています。開発した分子システムは、再生医療や創薬、診断、ドラックデリバリーといった医療分野から、有用物質生産やバイオセンサーなどの食料・環境分野までの幅広い課題を解決するプラットフォーム技術として、国内外の共同研究者と一緒に応用研究を行っています。
2024年1月 - 現在 | 大阪大学 産業科学研究所 教授 |
2022年4月 - 2023年12月 | 東京大学 大学院工学系研究科, 准教授 |
2016年10月 - 2020年3月 | 科学技術振興機構 さきがけ研究員(兼任) |
2013年2月 - 2022年3月 | 東京大学 先端科学技術研究センター 講師 (2019年8月より准教授) |
2006年4月 - 2013年1月 | 東京大学 大学院工学系研究科 特任助教 (2008年12月より助教) |
2005年8月 - 2006年3月 | 京都大学 大学院工学研究科 研究員 |
2004年4月 - 2005年7月 | 九州大学 先導物質化学研究所 研究員 |