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創発的研究支援事業:超柔軟・高透明デバイスの集積実装と微小信号処理の研究(荒木 徹平 助教)

研究テーマ:超柔軟・高透明デバイスの集積実装と微小信号処理の研究

研究の概要

従来の電子デバイスには、硬くて不透明な電極や半導体が利用されており、無機的なエレクトロニクスの存在感がありました。本研究では、人肌のような柔軟性や、水のような透明性を発現する電子デバイスの研究開発を行うことにより、人肌に溶け込む次世代パーソナルセンサの基盤技術を構築します。主に、デバイス集積実装と微小信号処理の研究を推進して、疾患の早期発見などオンサイト状況判断の効率化に資する技術開発を行います。

図1

図1:本研究提案の構想

研究に対する思い

科学技術の社会還元を見据えた広い視野を持ちながら、新規物性発現と物性発現機構の探求を行う研究を遂行し、新規分野を開拓します。特に、ナノ材料設計やナノネットワーク制御によって柔軟・透明デバイス特性を最大化し、「さりげないエレクトロニクス」の創出と新たな価値創造を行います。

コンタクト

大阪大学 産業科学研究所
第1研究部門・先進電子デバイス研究分野
助教・荒木 徹平(Teppei Araki, Assistant Professor, PhD.)

https://www.sanken.osaka-u.ac.jp/labs/aed/