研究紹介

表面プラズモンアンテナによる量子ドットでの光子―電子変換効率の増大

量子ドット中の単一電子スピンに対するショートカット操作の実証
私たちは、これからの情報社会を支える新しい半導体量子情報デバイスの研究を行っています。半導体のナノスケールの箱である量子ドット中の1個の電子が持つスピンという磁石の性質の量子性を利用し、安全な長距離量子通信網実現のための光とスピンを結ぶ量子インターフェース開発や、量子コンピュータ大規模集積化のための中距離量子リンクなどが、現在の主要な課題です。最先端の微細加工技術を使った半導体微小デバイス作製から高度な量子状態制御を組み合わせた量子輸送測定を使い、半導体スピン量子技術の基礎とその応用を研究しています。
2014年4月 - 現在 | 大阪大学, 産業科学研究所, 教授 |
2005年4月 - 2014年3月 | 東京大学大学院工学系研究科, 講師 |
2002年11月 - 2005年3月 | 科学技術振興機構, さきがけ, 専任研究者 |
2002年1月 - 2002年10月 | 東京工業大学像情報工学研究施設, 講師 |
2000年4月 - 2001年12月 | 神奈川科学技術アカデミー 光磁性半導体プロジェクト, 研究員 |