研究紹介

統計的因果探索の概略図
データサイエンスとは、データから価値ある情報を取り出し、それを意思決定に活かす学問です。データ分析をする目的はさまざまです。機械学習は相関に基づく予測で成功し、社会で広く使われています。しかし、それだけでなく因果関係を調べることも意思決定には重要です。
知能推論研究分野では、自然現象や人間行動の根底にある因果メカニズムをデータに基づいて解明するための数理的方法論に関する研究を行っています。特に、介入のない観察データから因果関係を推測するための数学的方法論を研究開発し、従来の限界を超える新しい方法論体系を構築します。また、様々な科学分野の研究者と協力して自然科学・社会科学などの基礎科学や工学・医学などの応用科学の問題にも取り組み、方法論の立場から問題の解決に貢献することを目指します。産官学連携による実務的課題解決にも取り組みます。
2025年2月-現在 | 大阪大学 産業科学研究所 教授 |
2025年2月-現在 | 滋賀大学 データサイエンス学系 特任教授 |
2018年4月-2025年1月 | 滋賀大学 データサイエンス学系 教授 |
2016年4月-2018年3月 | 滋賀大学 データサイエンス学系 准教授 |
2016年4月-2018年3月 | 大阪大学 産業科学研究所 特任准教授 (クロスアポイントメント) |
2013年4月-2016年3月 | 大阪大学 産業科学研究所 准教授 |
2009年4月-2013年3月 | 大阪大学 産業科学研究所 助教 |
2008年8月-2009年3月 | 東京工業大学 グローバルCOE研究員 |
2006年4月-2008年7月 | 日本学術振興会特別研究員 PD |