研究紹介

新たな電解液材料が可能にする高電圧リチウムイオン電池

リアルタイム界面可視化技術が可能にする電気化学反応場の最適設計
エネルギー・環境材料研究分野では、電気エネルギーと化学エネルギーの相互変換を扱う「電気化学」の基礎学理を追究するとともに、エネルギーの「貯蔵(二次電池)」、「変換(燃料電池)」、「利用(高付加価値物質製造)」の3つのプロセスにおける革新的材料・技術の開発を行っています。具体的には、独自の設計戦略に基づく新規電池材料の開発、リチウムイオン電池を超える高エネルギー密度二次電池の実現に向けた新反応の開発、燃料電池の飛躍的な高性能化を可能にする革新的電極触媒の開発、電気の力で高付加価値物質(水素、炭化水素、アンモニア)を合成する次世代Power-to-Xデバイスの開発に取り組んでいます。独自の材料系や解析手法に基づき、斬新なアプローチによってエネルギー・環境問題の解決に資する革新的デバイスの開発に挑戦しています。
2021年4月 - 現在 | 大阪大学 産業科学研究所 教授 |
2020年4月 - 2021年3月 | 東京大学 大学院工学系研究科 化学システム工学専攻 准教授 |
2018年4月 - 2020年3月 | 東京大学 大学院工学系研究科 化学システム工学専攻 講師 |
2010年10月 - 2018年3月 | 東京大学 大学院工学系研究科 化学システム工学専攻 助教 |