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第6回 産研・工学研究科定例記者発表を開催

2024年11月20日(水)、大阪大学中之島センターにて、第6回目となる「産研・工学研究科 定例記者発表」を開催いたしました。
本定例記者発表は、本学大学院工学研究科(以下、工学研究科)と合同で、2か月に1回のペースでの定期開催を予定しており、研究成果の積極的な情報発信によるパブリシティの向上を目指しております。

今回の産研からの登壇は、家 裕隆 教授で、岡山県の高等学校と有機太陽電池を設置する実証プロジェクトを始動!について発表を行いました。 この発表内容は11月13日(水)にプレスリリースされたものです(プレスリリースはこちらからご覧いただけます)。岡山県の真庭高等学校と連携して行う「緑色光波長選択型有機太陽電池(OSC)」の実証プロジェクトについて、当日は OSC の実物をご覧いただきながら、営農型太陽光発電技術としての実用化への期待や、実証実験により得られる波及効果についてご紹介しました。
また、本記者発表の様子は、本日の山陽新聞朝刊(会員記事)にも掲載していただいております。

 

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また工学研究科からは、大学院工学研究科ビジネスエンジニアリング専攻の此尾友花さん、株式会社アルバック常務執行役員・アルバック未来技術協働研究副所長の清田淳也氏より「常温で長期間保存可能な赤血球製剤の実現へ。博士学生とアルバック社との挑戦」というテーマにて、企業×博士学生による医工学分野の成果として常温で長期間保存可能な赤血球製剤の実現に向けて、細胞凍結乾燥保存技術の研究に取り組む大学院生からの成果発表および、株式会社アルバックの清田淳也常務執行役員から、協働研究所で取り組む医工学分野の未来技術や、なぜ産学共創、博士人材育成に取り組むのか等、企業視点での産学共創についてお話ししました。

この定例記者発表は、大阪大学の中でも特定の分野に縛られることなく「産業に必要な自然科学の基礎と応用」の研究を実践している産研と、約170の研究室を擁し、工学のあらゆる分野を網羅している工学研究科の両部局でタッグを組み、今後社会課題解決につながる最新の研究成果をより効果的に、リアルタイムで発信しております。メディア関係者の皆様と産研・工学研究科のよい架け橋となれるよう、引き続き情報を発信していきますので、今後ともぜひお気軽にご参加いただけましたら幸甚です。

(産研 広報室)