EN
SANKEN

麻生亮太郎助教が井上研究奨励賞を受賞!

ナノ構造・機能評価研究分野の麻生亮太郎助教が第33回(2016年度)井上研究奨励賞を受賞しました。井上研究奨励賞は、理学、医学、薬学、工学、農学等の分野で過去3年の間に博士の学位を取得した37歳未満の研究者で、優れた博士論文を提出した若手研究者に贈呈されるものです。 贈呈式は2月3日に行われました。

受賞コメント:
 博士論文「走査型透過電子顕微鏡による遷移金属酸化物薄膜の局所構造・歪み解析」に対して井上研究奨励賞を頂き大変光栄に存じます。本論文は、最新の原子分解能走査型透過電子顕微鏡法を用いて、ペロブスカイト遷移金属酸化物薄膜中、特に界面近傍の局所的な原子構造を精密に決定した研究成果です。本論文において確立した解析技術により、新たな機能発現へ向けた新規界面構造の設計が期待されます。この度の受賞は我々のこれまでの研究成果が評価されたものであり、本研究を支援していただいた皆様に心より感謝いたします。
大阪大学 産業科学研究所 ナノ構造・機能評価研究分野 麻生亮太郎

●麻生亮太郎助教の関連リンク:
・ナノ構造・機能評価研究分野(竹田研)
・竹田研究室サイト