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nano tech 2018にて産学連携賞を受賞しました

 大阪大学(半導体量子科学研究分野(松本研究室))、村田製作所、中部大学、香川大学、京都府立医科大学からなるJST-CREST産学連携チームが、新炭素素材グラフェンを用いたインフルエンザウイルスセンサーを開発し、世界最大級のナノテクノロジー総合展であるnano tech 2018 国際ナノテクノロジー総合展・技術会議にて展示を行いました。本センサーはインフルエンザウイルスのヒト感染性を高感度に鑑別し、創薬への応用も可能なもので、nano tech 2018における500社(750小間/24ヶ国・地域)の展示の中から産学連携賞に選ばれました。

【研究成果のポイント】

 「この度はこのような賞を頂き、大変光栄に存じます。今回の受賞は我々のチームの産学連携による成果が評価されたもので、産業科学研究所の理念にも沿うものでありますので、なおのこと嬉しく思っています。今後、グラフェンバイオセンサーの構造や機構に関わる基盤的研究をさらに推し進めると共に、インフルエンザウイルスセンサーの実用展開・社会実装を目指して邁進して参ります。ご注目を頂ければ幸いです。」

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半導体量子科学研究分野
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