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末永和知新教授が着任されました。

1月16日よりナノ構造・機能評価研究分野に末永和知教授が着任されました。

末永和知教授より

本年1月にナノ構造・機能評価研究分野(https://www.sanken.osaka-u.ac.jp/organization/nnc/nnc_03/)の教授に就任いたしました。私は東京大学大学院工学研究科材料学専攻で学位を取得したのち、フランスのグランゼコールのひとつであるエコールデミンパリ校にポスドクとして赴任しました。当時から電子顕微鏡を専門にしておりましたが、滞仏中にパリ第11大学固体物理研究所にも在籍し、ここで電子線分光の基礎と応用を学ぶことができました。1998年に帰国してからは、この時の経験をもとに、国内の電子顕微鏡メーカーと共同で、分子ひとつ原子ひとつを可視化・分析する技術開発を続けてきました。科学技術振興機構や産業技術総合研究所での経験を経て本年、産業科学研究所に着任いたしました。今後も単分子イメージングや単原子スペクトロスコピーの研究を通して、産研の先生方と多くの共同研究を実現していきたいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。