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イベントレポート

西大和学園、奈良女子大学附属中等教育学校の学生さんがラボステイを行いました。

鈴木研究室

7月30日(水)〜8月1日(金)、奈良女子大学附属中等教育学校と西大和学園の高校生が合同で鈴木研(https://www.sanken.osaka-u.ac.jp/organization/thi/thi_04/)の実習に参加しました。

実習では、RNAを分解する金属錯体を調製し、実際にRNAのモデル化合物を分解することを確認する実習を行いました。
高校生にとって、大学の研究室で実験を行うことは未知の体験でしたが、積極的に取り組み、充実した学びを得ることができました。

今回の実習で行った内容は、京都で開催される第41回メディシナルケミストリーシンポジウム(11月20日~22日)(https://www.mcs2024.jp/)にて、高校生自身がポスター発表する予定です。高校生にとって初めての学会参加となりますが、しっかり発表してくれることと思います。

(広報室)

 

 

西野研究室

8月2日、8月5日、8月6日に、西大和学園の高校生が西野研(https://www.sanken.osaka-u.ac.jp/organization/thi/thi_06/)の実習に参加しました。

身近に生息する微生物を用い、プレートと液体培地の2つの方法でMIC(最小発育阻止濃度)測定を行うことで、微生物の薬剤耐性の測定方法や薬剤耐性菌について理解を深めてもらうことを目指しました。

 薬剤耐性菌や実習内容などに関する簡単な講義を西准教授が行った後、実習の指導は主に研究室の大学院生(池邊と松江)が主体となって行いました。高校生にとって初めての慣れない操作が多くて苦戦していましたが、積極的に実習に取り組んでいました。微生物の薬剤に対する耐性の違いを目で見てわかる結果が得られ、それについて考えたことは良い経験になってくれるのではないかと思います。