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イベントレポート

施設見学報告(1月~3月)

昌原大学校(韓国、1/14)

韓国の国立昌原大学の学生4名が産研を訪れ、大岩研究室を見学しました。

大岩研では半導体量子ドットに基づく電子スピンや光子の量子力学的性質を利用した量子技術の研究を紹介され、学生たちは最新の技術や研究成果について学びました。実際の実験装置や研究のプロセスを間近で見ることで、研究の実践的な側面に触れる貴重な機会となりました。

全南大学校(韓国、2/6)

韓国の全南大学から4名の女子学生が産研を訪れ、八木研究室を見学しました。

中村友哉先生からコンピュテーショナルイメージング技術の研究が紹介され、学生たちは研究の目的や成果について詳しく説明を受けました。また、実際の研究環境を見学することで、科学研究の魅力や将来のキャリアについて考えるきっかけになったようです。

デ・ラサール大学(フィリピン、3/12)

フィリピンのデ・ラサール大学から約40名の施設見学を行いました。

当日は、まず研究所の概要について紹介し、その後、神吉先生による発達支援玩具の「SHAKE SYNC」紹介が行われました。学生たちは実際に玩具を手に取りながら、その仕組みや工夫について学び、楽しみながら理解を深めました。

続いて、学生たちはグループに分かれ、各研究室・施設を見学しました。荒木徹平先生からは、フレキシブルデバイスに関する最先端の研究が紹介され、総合解析センターでは機器分析装置容について説明を受けました。また、Matthew J. Holland先生松本健俊先生福井健一先生による専門分野の講義が行われ、それぞれの研究内容について学生たちは熱心に耳を傾けていました。さらに、家研究室の施設見学では、実験室を見学し、研究の進め方や活用技術について理解を深める貴重な機会となりました。

今回の施設見学を通じて、デラサール大学大学の学生たちは最先端の研究に触れ、多くの刺激を受けた様子でした。当研究所としても、国際的な交流を通じて、若い世代が科学や技術に対する関心を高める機会を提供できたことを大変嬉しく思います。

今後も引き続き、国内外の教育機関との連携を深め、研究交流の促進に努めてまいります。

(広報室)