和歌山向陽高等学校(11/15)
まず、武田龍准教授による音声認識に関する講義が行われました。その後、グループに分かれ総合解析センター、F3D、ARIM、駒谷研究室、永井研究室、山田研究室、関野研究室をそれぞれ見学しました。半導体の仕組みや最新技術についての説明や、実際にクリーンルームにも入室していただきました。また、同じ和歌山出身の先生達が案内役を務め、親しみやすい雰囲気の中で、高校生たちに施設内の見学を楽しんでいただきました。
茨城工業高等専門学校(11/27)
春日貴章助教が、自身のキャリアパスや、高専出身ならではの“高専あるある”を交えた特別講義を行いました。その後グループに分かれ知的インタラクション研究分野、能木研究室、植村研究室、南谷研究室を見学しました。学生から多くの質問が寄せられ、活発な意見交換が行われました。見学後には高専の先生から「来年もぜひ訪問したい」との嬉しいお言葉をいただきました。このような交流が、未来の技術者や研究者を育む一助となれば幸いです。
深圳理工大学(11/27)
同日に、中国の深圳理工大学からJianping Fan校長、特別教授を含む6名の方々が産研を訪問されました。産研からは藤塚守副所長、田中秀和教授が対応し、双方の紹介を行った後、田中研究室の見学を実施しました。短い滞在時間ではありましたが、有意義な交流の場となりました。このような機会を通じて、今後も国際的な交流を大切にしていきたいと考えています。
愛媛県立松山南高等学校(12/4)
まず、細貝知直教授より量子ビームの仕組みやその活用方法について講義があり、次に鈴木健之准教授より、キラル、アキラルの鏡像異性体について講義がありました。その後グループに分かれ、量子ビーム科学研究施設、総合解析センター、藤塚研究室、家研究室、古澤研究室、山口研究室を見学しました。最先端の分析機器の紹介、量子ビームを使っての研究、有機エレクトロニクスの研究、また光を使って細胞をコントロールする研究など、科学技術の最前線に触れていただく機会となりました。
来年もすでにいくつかの見学が予定されており、多くの方々に産研の魅力や研究内容をお伝えできる機会を楽しみにしています。引き続き、地域や学校との交流を大切にしながら、科学技術の魅力を発信してまいります。
(広報室)